交通新聞社新書<br> 高速バス進化の軌跡 - 1億人輸送にまで成長した50年の歴史と今

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交通新聞社新書
高速バス進化の軌跡 - 1億人輸送にまで成長した50年の歴史と今

  • 著者名:和佐田貞一
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 交通新聞社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330587158

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内容説明

名神ハイウェイバスがスタートしてから半世紀、高速バスは年間1億人輸送機関に成長し、鉄道・航空機と並ぶ国民の足となった。しかし、鉄道や航空機と比べると関連書物は乏しく、また昨今の高速バスの事故でその安全性を不安視する人もいる。本書は、開発段階から高速バスとともに歩み、設計・輸送・旅行・そして経営とあらゆる部門でかかわってきた西日本ジェイアールバス元社長である著者が、高速バスの車両・ネットワークの発展の歴史を紐解きつつ、高速バスの主な構造から、利用者が高速バスを選択する理由、気になる安全対策まで豊富なデータを基に紹介。高速バスの幅広い情報が網羅された一冊。

和佐田 貞一(わさだ ていいち)
元西日本ジェイアールバス社長。昭和39年富士重工業群馬製作所入社。昭和46年群馬大学大学院(機械)修了・国鉄入社。昭和56年に運転局列車課補佐、昭和62年にJR西日本鉄道事業本部運輸部輸送課長、平成2年に旅行業本部京都営業支店長、平成11年にJR西日本コミュニケーションズ常務などを歴任した後、平成19年に西日本ジェイアールバス社長に就任(平成24年退任)。西日本ジェイアールバス社長時代には、ツアーバスとの競合対策、JR大阪駅の高速バスターミナルの開業などを手掛けた。

目次

第1章 高速バスにしかない驚きのスペック
第2章 高速バス路線免許をめぐる争い
第3章 高速バスはこうして始まった
第4章 高速道の延伸と規制緩和
第5章 全国に広がる高速バスネットワーク
第6章 高速バスの「便利でお得」と「選択の条件」とは
第7章 進化を続ける高速バスの安全対策

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkmt

2
高速バスの変遷について。手探りの中事業を拡大し、1億人輸送機関に成長した。今後は輸送力の維持や競合交通機関への対策、安全対策の強化が課題となる。コロナ禍以降は高速バスを使っていないけど今は大変なんだろうな。航空業界の不振が大きく取り上げられているけど、共同運行を行う比較的規模の小さいバス会社たち。早くコロナ禍が終息しますように。2020/10/22

宗芳

1
何か説明書を読んでいるような感じだった2018/03/31

Shinichi Takahashi

0
総じて国鉄・JRバスよりの見地から書かれているが、著者の略歴を見る限り仕方がないか。バスと鉄道の所用時間と料金差によるシェアの変化についてはなかなか興味深い考察だった。2015/10/19

soaps

0
とても詳細な記述であると感じました。

志村真幸

0
 著者は西日本ジェイアールバスの社長を務めた人物。  本書は、高速バスについて技術、構造、歴史といった側面から解説したもの。実に詳細かつ専門的に語られており、マニアにはたまらない一冊だろう。ただ、一般的な読者にはかなりハードルの高い本だと思う。読みもの的要素はいっさいない。  各所で鉄道との比較がなされる点が特徴。 2019/12/26

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