内容説明
何角形でも描くことができる「金魚板」、黒い砂がはいったガラスびん、眼球のような緑のビー玉、暗号の書かれた紙、人間の「採点表」……。少年が手に入れたおどろき箱の中から出てきた奇妙な道具。それらがくれたのは、不思議な冒険と大人になるためのキップだった――。短編小説の名手が贈る、温かな感動と深い余韻が心に残る物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
94
2007/9/21ジュンク堂住吉シーア店にて購入。2017/3/3〜3/59年半ものの積読本。「おどろき箱を開けると」ではじまるショートショートの第二集。阿刀田さんならではの、ファンタジーとブラックさが楽しめた。今はなき、ショートショートランド、好きだったなぁ。ああいう雑誌今もあるんだろうか。。2017/03/05
ろこぽん
6
中学生の男の子って何考えてるか全然わからないけど、これを読むと彼らの心の中がちょっとわかったような。アイウエ王物語が好き。よくできた話。2022/04/21
KAZOO
3
1に続いて2も読了しました。比較的年少向けの短編なのでしょう。阿刀田さんにしては比較的毒が少ない感じがしました。今までの阿刀田さんとは違ったイメージがあり別の観点から面白かった。ただ不満なのは、単行本も2冊だったからか文庫本でも2冊になっていますが、これくらいなら1冊にまとめてほしかった。2013/03/25
亀造
2
「金魚板」が面白かった。もしも、あったら欲しい。2012/10/14
ほにょこ
1
★★★☆☆ もやもやとしてすっきりしない感じでした。 ファンタジー要素はない方がよかった気がします。 2017/11/07
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