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内容説明
売れない芸人・ソータの爽快ラジオパーソナリティ物語! 「こいつにはラジオの才能がある。」 売れない芸人・朝日屋颯太(あさひやそうた)は相方に逃げられ仕事がない! そんなある日、半年ぶりに現れた元相方が放送作家になって美人ディレクターを連れてきた。2人の手引きで颯太はラジオ業界に足を踏み入れるが…!? 超マイペース男とくせ者だらけのラジオ局の爽快ラジオ群像劇!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
29
売れない漫才コンビの脚本担当が姿を消し、残された主人公は減る芸人仕事とびっしり埋まったバイトで日々を過ごしていた。そこに現れた元相方は、彼をラジオの世界に誘う。おもしろいけど、なにがおもしろいのかわからない、どっち向いて話が進むのかもわからない、と発売当初は手を出しかねてたんですが、2巻もよりおもしろくなってたので、喜んで改めて手にとりました。なにがっていうとやっぱり、主人公のポジティブ芸人が魅力的でおもしろいんですね。初めてのラジオ局で、間違えられてスタジオのお手伝いをする場面のわくわくにつられます。2016/12/10
ソラ
23
何となく今まで読んできた河内遥さんの主人公は水無月っぽい人が多かった中で朝日屋みたいなタイプは珍しいかもと思いながら読了。これから朝日屋がどのように奮闘していくか楽しみ。あと、雪室さん結構好きです。2015/11/14
じぇりい
16
河内さんといえばなんとなくファタジーな要素を含む作品が多い中リアルな業界のお話。ラジオはあまり聴かないけれど知り合いがインターネットラジオのパーソナリティをしているので彼女のリアルと重ねながら読んだ。これから颯太の人生がどう転んでいくのか続きが楽しみ。2015/11/07
Porco
12
本作に協力もされているニッポン放送・吉田尚記アナウンサーが番組で紹介されていたので知りました。売れない芸人がラジオパーソナリティとして成長していく話。そこに斜陽のアイドルの話なども絡んで、なかなかいいです。2022/07/15
りっつ
12
主人公・颯太が明るく愉快な性格で読んでいて楽しい!颯太の街頭インタビューが面白かった。こういう会話上手な人がやっぱり成功していくんだなぁと思う。次回は番組の進行アシスタントとしてどんな活躍をしてくれるのか楽しみ!2017/01/19