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内容説明
ゆうた誕生の真実とは。 共に歩んでいくことを決めた麻耶とみちる。それを微笑ましく見守るニコだったが、2年前、亡くした恋人・圭一(けいいち)が自分の舞台を観に来たことがきっかけで事故死したと知ってしまう。ショックを受け、ゆうたを連れて姿を消したニコは――? 女×女、男×男、不器用な大人たちの変形恋愛が織りなした同居グラフィティ、十数年後を描いた番外編も収録して、遂に完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
87
これが最後だ。そう思うと、本を開くのも緊張する。読みたいという気持ちと、読みたくないという気持ちがせめぎ合う。それは、誰にとってものハッピーエンドではないということがわかっているからだ。麻耶とみちるがしあわせになるということは、別の誰かが傷つき、悲しむということに他ならない。恋も、愛も、ある意味不平等で、不均衡なものなのかもしれない。かといって、頑張って均衡を保とうとすると、すべてが崩壊してしまう。だから、結局は素直に自分の気持ちを受け入れるしかないのだ。みんなの好きが合わさったものを受け入れるしか…。2014/02/13
ソラ
33
また、良作が完結。青年になった佑太の話がいい味出してる。あの話のおかげでうまく終わったなぁと思う。2014/02/11
しましまこ
10
最後まで大変でしたね。大きくなったひよりちゃん衝撃でした。2014/11/15
にがつ
10
そしてこれも最終巻…。少しずつ増える人間関係にどうなるんだろ…と思いながら読んでた。最後の、ちょっと大きくなったひよりちゃんの話がよかった。ニコ君はそーなっちゃうよな…という気持ちもわかる。ちょっとリアリティがある最後だった気もする。2014/02/27
海藍
10
幸せの形は人それぞれ。前巻で、みちるとまやが落ち着いたと思ったら、今度はニコと圭一のふたりの関係から、なぜゆうたが産まれることになったのか。真相を知ったニコの苦悩は、見ていて辛いものがありました。高校生に成長したゆうたも見れて、満足な気持ちでの完結です。2014/02/17