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内容説明
その魔笛の音色は神の声か、それとも…。神より賜り、王の証となる後宮楽坊の十二の楽器。その楽器のうち100年音が鳴らなかったいわくつきの魔笛、冥黒。宦官ミシュアルは後宮楽坊の長として、冥黒の笛の奏者を探していた。しかし、同盟国であったイドリス国に突然攻め入られ、王都を脱出することになる。 迫りくる追っ手、ひとつだけ奏者の決まらなかった魔笛、冥黒。そして明かされていく後宮楽坊の十二の楽器の秘密! 窮地に立ったミシュアルを前に、皇后陛下から命を懸けて託されたカラクリ人形がゆっくりと口を開く…。 天から賜った十二の楽器をめぐる冒険ファンタジー! 堂々の第1巻が登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
33
★★★★ 秋乃茉莉さんフェアにて再読♡2018/01/26
まりもん
9
友人に借りて読了。あのからくり人形が助けるように笛を吹いてくれるけれど、真相は謎のまま。占い師は怪しすぎですよね。2013/06/09
ako
8
人間の心を操るクジャ国の不思議な12の楽器。冥黒の笛の精に奏者として選ばれたのは、イドリス国による急襲の際ミシュアルが皇后から託されたからくり人形。その人形は動き出して喋ったり笛を吹いたりする上に、包帯を取ると東宮ソックリの顔が…面白そうな設定で続きが楽しみです。2016/02/22
punto
5
イスラムのような世界が舞台のファンタジーでした。ちょっと傀儡とかは見た目が怖いけれど、お話は怖くありませんでした。恋愛要素は今のところ一切なし。ファンタジーとして、まだ序章ですが、面白かったです。2017/03/27
十六夜(いざよい)
5
手中にした者が地上を支配出来るという楽器をめぐって、国同士の戦いに巻き込まれた後宮楽坊のミシュアル。十二の楽器につく精霊と王都を脱出するが…。からくり人形も出てきたりと、今までの秋乃茉莉さんの作品を色々ミックスしたような作品。ちょっと合わなかった。2015/01/24