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内容説明
「結婚する?」私たちが欲しいものは目に見えない愛とか恋じゃない。確実な「何か」だ。望んだ岸に辿り着けることを信じてつき進んでいたはずの道――バランスを崩した水原の末路は意外なものだった。それはミナミや田中ミズホたちに衝撃を与え、渡辺も結婚を決意するが…。激動の第9巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
80
人が死んでしまうことが、簡単だけれど簡単ではないことが、つらくてつらくて、つらくてつらくて、やりきれないまま読み終える。誰でもぬかるみで足をすくわれることがある。私にも死にそうだったことがあった。そして私も、人を死に追いやるような振る舞いをしてしまったことがあった。関わりのある人を大切にすることは人の責務だと、今ならわかる。必死で働き恋をする女のイバラ。何のために駆けるのか、ゴールはあるのか、考え込んでしまう。2020/09/18
tomo*tin
18
仕事も大事。恋愛も大事。女としての自分も大事。で?どれが一番大事?で?どれを選べば幸せになれる?この漫画が突き付けるものは働く妙齢女子の心を抉る。あまりにもリアルでへこむ。私たちはどれも選べない、ということを知っている。そして、幸せは選んだものによってではなく選び方によって左右される、ことも知っている。知ってるんだよ。実行できるかどうかは別として。ああ、痛い。2009/07/22
星落秋風五丈原
14
はずみで出てしまったという結婚する?の一言。でもこの一言が後にサハラを縛ることになるとは…。水原の死によって決断する渡辺。2007/07/25
アポめろ
5
信じていたものが、実は嘘だった。その衝撃はあまりある。それはミナミの様に会社がある、仕事はあると思うことでは救われなかった。水原の死はかなり痛かった。そしてそれが周りに与える影響も。渡辺が愛とか恋とかにつかまっていられず結婚を選択するのもわかるけれど、何だか哀しかった。そして佐原の場当たり的なプロポーズも。ミナミは何を選択するのだろう。ミズホ「幸せになっちゃえばいいのよ!」2018/10/08
あけさと@ぷに
5
一気に読んだ。感想は最終巻にて。2016/07/03