角川文庫<br> ここは神楽坂西洋館 2

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角川文庫
ここは神楽坂西洋館 2

  • 著者名:三川みり【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2016/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041034927

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内容説明

路地裏にひっそりと佇む「神楽坂西洋館」。若き大家・藤江陽介は身近にある草花を見ただけで、人が抱える悩みを察知し解決してしまう特技の持ち主。相変わらず下宿人たちからは次々と問題が持ち込まれて?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

58
泉、陽介、三島さん、佳織さん、レイちゃんさん。それぞれの過去に関わるお話。泉さんがすっかり元気になって、陽介を引っ張り回しているのが可愛いなと思いました。綺麗にハッピーエンドになったものは少ないし、ずるずると引きずっているものも多いけれど。でも、本のようにぱたんと閉じてこの問題はおしまい。と現実にはできない。だから少しずつ何かを残しながらあの過去を抱えながら未来へ向かって生きていくんだ。心配なのはレイちゃんさんかも。これはどっちがか絶対刺されるパターンですよ!泉と陽介も無事にくっついて、ここで終わりかな?2017/07/15

もも

51
シリーズ2巻目。神楽坂西洋館に住まう人々に関する物語。大家の陽介をはじめとして下宿人たちは個性豊か。ゆったりとした雰囲気の神楽坂西洋館。彼らは本当にマイペースで生活してるんだけど、読んでると何故かほっとする。前作で泉と陽介はどうなるかなと思いましたが、ぐっと距離が縮まりましたね。三島さんの過去や、陽介の父の行方。レイちゃんさんの謎など、前作で一通りわからなかった部分は判明。これで終わりなのかな。スッキリだけど、終わりだとちょっと寂しいな。2016/09/01

よっち

44
「神楽坂西洋館」の若き大家・藤江陽介が、下宿人たちの抱える悩みを察知して問題を解決してゆく第二弾。相変わらず様々な過去を抱える下宿人たちのトラブルは続きますが、今回は陽介を心配する泉もしっかりと彼を支えたことで、何事も自分だけで抱え込みがちな陽介もだいぶ救われた感じでしたね。自分と向き合ってくれる泉をかけがえのない存在と思うようになるのも分かりますし、二人がうやむやなままだったり、すれ違ったりせずにきちんと想いを伝えられて良かったと思いました。切ないけれどとても優しい物語で、また続編が読めるといいですね。2016/08/08

坂城 弥生

31
陽介の父親や三島の過去にも触れられて、これでシリーズ終わりなのかな?でも陽介と泉の関係を描いた続編に期待してもいいのかな?2020/08/29

あゆみ

28
★★★☆☆ 無駄に引っ張ることなく泉と陽介の関係に進展があったのがいい。ただ、泉は陽介に期待と必死感出しすぎていて苦笑。一番のお気に入りは陽介が昔の同級生にあさはかだと言い放つシーン。注意書などを読まずに自分勝手に遊び半分でしでかした結果を他人のせいにする人やそんなの知らないと言う人たち全員に「あさはかだ!」と言いたい。2016/08/07

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