内容説明
神話と歴史に隠された
とっておきのエピソード。
初詣、縁日、合格祈願などで訪れることがある神社は、現代の日本人にとっても身近な存在。そこには『古事記』『日本書紀』に登場する神様をはじめ、インドや中国から伝わった神様、はたまた戦国武将まで、八百万といわれる神々たちがまつられています。本書では「そもそも神様と仏様の違いは?」「なぜお稲荷さまはあちこちにあるの?」「菅原道真はなぜ天神さまと呼ばれている?」など素朴な疑問から魅力的で興味深い神々の世界をご案内します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ken Wada
2
ふむふむ、そういうことなのね。がたくさん散りばめられています。勉強になりました。2017/09/29
コリンちゃん
2
古事記・日本書紀の中での神様のつながり、有名神社のゆかりなどが分かりやすく書かれていました。2017/04/01
ココアにんにく
1
冒頭の図が分かりやすい。古事記関連を読んでいるといつも途中から関係性がややこしくなってくるので嬉しい。神にも人間らしい一面がある。神と人の距離を埋めていくストーリーの構築のための役割と知ると納得がいく。中でもコノハナサクヤヒメの出産の話やアメノホヒの話が印象に残ります。神仏習合から来た本地垂迹説も様々な例が面白い。天満宮発祥の地の北野と太宰府の関係も初めて知った。数年前ふと古事記の解説書を読んだのがきっかけで興味のある分野です。2021/08/25