集英社オレンジ文庫<br> 金物屋夜見坂少年の怪しい副業 ―神隠し―

個数:1
紙書籍版価格 ¥616
  • Kinoppy
  • Reader

集英社オレンジ文庫
金物屋夜見坂少年の怪しい副業 ―神隠し―

  • ISBN:9784086800808

ファイル: /

内容説明

夜見坂少年が先代から引き継いで営む金物屋では、まじないや憑き物落としの相談も受けている。やけに老成した彼によると、不本意ながら副業である「まじない屋」の方が繁盛しているらしい。男爵家の令息で医学生の千尋は、自身が絡む呪いの一件で彼と知り合い、なんとなく関係が続いている。そんなある日、千尋は夜見坂少年の副業を手伝わされることになり…?

目次

神隠し
反魂香

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

48
どうやら夜見坂少年、ただものではないようだ。論理展開や時代設定が見事。次巻もお待ちしています。2016/08/01

はつばあば

40
年齢不詳の夜見坂少年に子供が??。とんでもない大きな息子に笑ったが彼の生い立ちの一部がわかってちょっと落ち着いた。そしていくら「まじない屋」と看板上げても幼い顔立ちでは・・と一作目に登場した千尋さんを先生に、消えた令嬢を探す「神隠し」もそれなりに面白かったけれど、アニメっぽい小説にしてはシリアスな『反魂香』。これは戦争を題材にした兄弟の絆の話ではありますが、とても大事な事です。戦争なんてものは不景気になればなるほど政治家や大企業の画策でいかようにももって行かれます。困るのは庶民、若者です!。良い警鐘本です2018/11/15

よっち

36
金物屋を営むも不本意ながら副業である「まじない屋」の方が繁盛している夜見坂少年。医学生・千尋と消えた料亭の娘の謎を解いたり、武官を目指している弟の元に戦場で事故死したとされる兄が現れる反魂香の話が描かれる第二弾。今回は事件を解決に動くというよりは、大正時代っぽさが強く反映される世界観の中で、恋する男と添い遂げるために思い切った行動に出たお嬢さんや、きな臭くなってきた状況で弟を心配する兄の想いを、裏方としてフォローするような役回りでしたけど、これはこれでいい感じですね。続編あるようならまた読んでみたいです。2016/06/22

ネムコ

19
短編集かと思いきや、中編2編。特に「反魂香」の方は世界観を作りこんでいて骨太でした。軍人の家の兄弟。兄は戦争へ行って、そこで事故死し、遺骨も遺品も帰ってこなかった。弟は武官試験に受かり、これから軍人になるための道を歩み出す。そうして母は、兄を黄泉より呼び戻すために怪しげな行者より「反魂香」を贖い、焚き始めた‥‥。戦争って冷静に見れば愚かな行為なんだけど、当事者にしてみれば、その道しかないように見えるのかもしれない。弟・葉月がこれからどんな人生を歩むのか。自分が幸せと感じられる生き方ができれば良いのですが。2016/07/12

ギンちゃん

18
シリーズ2作目。千尋の再登場一安心。静を交えての「誰が保護者か」のやり取りはクスッとしてしまう。ー神隠しーでは恋する乙女の一途で潔いまでの想いに微笑ましくもなり、慎太は気苦労も多いだろうけれど夜見坂君の言うように伏姫さん達みたいな結末になれば良い。一方、ー反魂香ーは死者と遺された者達の話。私が伊吹や葉月の立場なら、どうするだろう、どうして欲しいだろう。それを思うと答えは難しい。どうしようもなく大切だった、結局はそこに行き着くだけなんだろう。2016/08/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10910452

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。