メディアワークス文庫<br> 下宿屋シェフのふるさとごはん

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メディアワークス文庫
下宿屋シェフのふるさとごはん

  • 著者名:樹のえる【著者】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • KADOKAWA(2016/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048921909

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内容説明

小洒落たフレンチレストランで働く若手シェフ・龍之介は、祖母が営んでいた大阪の下宿屋「ひばり荘」で大家をすることになる。なぜ俺が……と愚痴を言いながらも、本場フランスで磨いた自慢の腕を存分にふるって下宿の大学生相手に豪華な食事を提供するが、「よくわからん」「食べた気がしない」と散々な評価を下される。プライドを傷つけられた龍之介は、なんとか彼らに「うまい!」と言わせようと、ひとり頭を悩ませるのだが――。家庭でも簡単に作れる美味なる「ふるさとごはん」(レシピ付)を堪能してください!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

61
下宿の子たちに元気になってほしい。地元の郷土料理を試行錯誤しながらも食材や調理の仕方が詳しく書かれてて楽しかった。手間がかかるのが多くて作る気にはならないが、それだけ美味しさが身に染みるもんやなぁとも思った。子どもを想う親心、学生さんがその心遣いに気づく。私も短大は朝晩飯付きの寮だったと思い出しました。うどんは好きじゃないけどこの前氷見に行って食べた氷見うどんの餡掛け明太子のせは美味しかった。大分のごまだしも気になった。それにしても龍之介さん頭ぶつけすぎ(笑)2020/01/31

佐島楓

49
この作品はからっとしていて面白かった。一部コテコテだなと感じるところもあったが、設定されている舞台など、よく練られていると思う。2016/08/20

メルル

30
ちょっと人間味というか何というかそういう所が少々欠けたフレンチシェフ龍之介。そんな彼が下宿でご飯を作る。フランス料理は下宿人に大不評。そりゃそうだよね。堅苦しい料理よりガッツリ行きたいさ、特に男子大学生はね。ちょっとテルマエロマエみたい…(笑) 辛くなった心を癒してくれる「ふるさとごはん」はとっても美味しそう。郷土料理って個性的で面白い。食べる人の気持ちを考えて料理するって大切なことだな。2016/08/01

coco夏ko10角

27
主人公の性格が苦手なのとフランス語がくどく感じてしまいあまり楽しめず。2016/12/02

ううち

21
俺様なフレンチシェフの主人公ですが、下宿人たちと馴染むのが早いのは、育った環境なのかな?ファンタジー絡みなのは意外でしたが、各地の郷土料理がたくさん出てきて美味しそうでした。頭は大丈夫なのか。レシピつき。2017/01/09

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