ミルキーピア物語(4) 8ビットの魔術師

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ミルキーピア物語(4) 8ビットの魔術師


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内容説明

超高性能コンピュータのデータがタイムトラベル!? 秀人と鳴琳は30年前の電脳世界へ

 システムハウス“ミルキーピア”からネット探偵局“ミルキーピア”に変身し、迎えためでたい初春。ヨネコ社長宅でおとそ気分でもりあがっている中、ミルキーピア一同の眼前にヨネコ社長のボーイフレンド・快傑ゾロ氏と依頼人が現われた。依頼の件は過去へのタイム・トラベル!? 新開発ハードウェアの演算処理結果が途中で戻って来ないので調べたところ、時間軸を逆行していったことをつきとめた。そこで、過去へ飛んでいったデータをトレースして持ち帰ると同時に時空間データを収集して欲しい、というのだが……。
 1987年5月号のSFマガジンに初登場して以来、絶大な人気を誇ったドタバタ電脳SF小説「ミルキーピア物語」シリーズが、横山えいじのイラストを完全収録して電子で復刊! 「バーチャルアイドル」や「ネットの世界にダイブする」という概念を日本で初めて扱った元祖的な名作であり、本書はその第4弾。以下のエピソードを収録している。

第6話 8ビットの魔術師

●東野 司(とうの・つかさ)
1957年、愛媛県生まれ。横浜国立大学大学院中退。テクニカルライターを経て、1986年『赤い涙』(「SFマガジン」早川書房)でデビュー。主な著書に『ミルキーピア物語』シリーズ、『地球SOS』(早川書房)、『よろず電脳調査局ページ11』(徳間書店)、『電脳祈祷師』(学習研究社)、『展翅蝶』(エニックス)など。また、2013年子ども向け書き下ろしSFシリーズ「21世紀空想科学小説」企画立案。同シリーズ『何かが来た』(岩崎書店)。日本SF作家クラブ会員、日本児童文学者協会会員、日本文藝家協会会員。日本SF作家クラブ第17代会長。