内容説明
人生はいつも偶然の出会いから。どんな悩みもズバッと解決!個性あふれる乗客を乗せ今日も人情タクシーが走る。伝説のラジオドラマ初の書籍化。木皿夫妻が「奇跡」を語るオマケの前口上&あとがきも。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
37
タクシードライバー八代さん 偶然のご縁が多すぎのような…面白い人を惹きつける才能はピカイチでした。幽霊まで乗せちゃうのは流石です。恋愛問題がお得意かはさておき、人情にじーんとなりました。『「ボクとお父さんの爪の形は同じだね。親子だから似ているんだね。」とか(血の繋がってない)息子が言うんですよー』の台詞に八代さんの困ったような嬉しいような表情が目に浮かんでぐっときました。もちろん笑もたっぷりあり。八代さんやさとりさんのタクシーに乗ってみたいです。2017/08/26
おさむ
37
道草シリーズも3冊目。フツーの人びとの何気ない会話で、幸せな家族を描くコメディー。ホントに木皿さんの真骨頂ですね。ラジオドラマって人間の息遣いが感じられるので、あたたかくて好きです。これ、TV番組みたいに再放送してくれないかなあ〜。2017/02/19
橘
23
良いなぁ。とても良いです。ラジオドラマのシナリオ本なのですが、幸せな気持ちになります。ふとした台詞が心にしみます。「ちゃんと生きるってことは、自分をだまさないで生きてゆくことなんじゃないかなぁ」ラジオドラマも聞いてみたかったです。2016/07/03
ユズル
19
これ以前に2冊出されていたのですね。脚本家さんが書いてるだけあって、突飛なことのない、けど日常に潜む『ふふっ🤭』となりそうなことを、ラジオドラマ形式で構成されてた文章が読みやすかったです。そして、それぞれの方々のその後が気になったのでした。2021/01/24
瀧ながれ
13
ラジオドラマ脚本。放送を聴いて涙してしまい、西村雅彦氏の声をよく覚えている「夕焼けサソリ仮面」が収録されている(この時に、木皿泉という名前を記憶した)。一冊読んだら、いい話・いい台詞がたくさんあって、ホントにいいドラマだったなあ。「いや、質量不滅の法則でゆくなら、この世でできたことは、この世で解決できるはずですから」わたしもそう思います。がんばろー♪2014/02/18
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