内容説明
雑誌『散歩の達人』の連載エッセイ、待望の文庫化!収録されているのは、吉野家、ロイヤルホスト、CoCo壱番屋、びっくりドンキー、餃子の王将、シェーキーズ、とんかつ和幸、サイゼリヤ、かっぱ寿司、レッドロブスター、牛角、マクドナルド、蒙古タンメン中本、築地銀だこ、日高屋、バーミヤン、すき屋、てんや、リンガーハット等、おなじみのチェーン店ばかり。著者独自の視点から、各店の魅力と栄枯盛衰を綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
119
今日は元旦。早速チェーン店でコーヒー飲みながら読書した。60年代生まれなので、物心つく頃にはじめて「すかいらーく」ができた時の衝撃は忘れられない。本書は2007年から雑誌に連載されていたものを2014年単行本とし、2016年文庫化したもの。35店のチェーン店のうちコロナ禍で閉店となったのはファミールのみ。やっぱり旅先でも、地元でも、チェーン店の安心感は変わりません。今日はおせちがあるけど、明日から家族でサイゼリヤかロイホにでも行きたいな。はじめてサラダバーを始めた店やしゃぶしゃぶを始めた理由なども面白い。2023/01/01
zero1
116
食べることは物語であり記憶。日頃、気軽に使うチェーンの飲食店を紹介。牛丼の吉野家すき家、気軽なイタリアンのサイゼリヤ、サラダバーで知られるシズラーやビッグボーイなど。ピザ食べ放題のシェーキーズは学生の頃よくお世話になった。私がよく使うのが「やよい軒」。朝は390円でご飯食べ放題なのがお得。強盗事件多発のすき家はこの間行ったらワンオペだった。金を盗られないようレジを改良。A&Wのルートビアは懐かしい。「文庫版おかわり」で情報を追加。「散歩の達人」に連載したものをまとめた。頭が疲れた時、こうした本を読みたい。2019/10/01
きみたけ
101
著者はコラムニストの村瀬秀信氏。月刊「散歩の達人」に2007年から連載していた「絶頂チェーン店」シリーズの内容をベースに加筆訂正し文庫化した一冊。誰もが知るチェーン店35店の「あるある」と「なるほど」を満載、歯に衣着せぬ軽快な語り口調で面白かったです。吉野家、餃子の王将、サイゼリヤ、リンガーハットなどの王道のお店もさることながら、関東にしかない山田うどん、野郎ラーメン、東京チカラめしなども紹介。ちなみに小学生まで埼玉に住んでいたので山田うどんは知ってました。最後は「家族団らんって良いよね」で締めくくり。2023/04/11
mr.lupin
58
表題の通りなぜチェーン店で食事をするのか?と言う内容かと思ったら違っていた。著者が外食のチェーン店を面白おかしく軽快なコラム的に紹介した本だった。知ってる店、行ったことがある店、全く知らない店とか気楽に読めた感じの一冊。チェーン店はどこにでもあるし味も一定してるから、まぁ間違いはないよね~ そんな安心感を得られたかな。☆☆★★★2020/01/23
saga
57
8歳年下の「後輩」の、テンション高いチェーン店談義を聞いているように読んだ。著者とは、追憶ののりしろが多い。ただ千葉の田舎で青春~就職という自分には未だ行ったことのないチェーン店が多い。地元にある9店、地元にはないが行ったことがある6店。「孤独のグルメ」に触発されて非チェーン店で外食するようにしている自分だが、神奈川や沖縄限定のようなチェーン店だったら行ってみたい。2024/06/12
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