講談社文庫<br> それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

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講談社文庫
それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

  • 著者名:村瀬秀信【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 講談社(2020/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065201725

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内容説明

人気シリーズ第2巻ついに文庫化!収録されているのは、松屋、モスバーガー、ジョナサン、いきなりステーキ、ミニストップ、無添くら寿司、どさん娘、ミスタードーナツ、名代 富士そば、串カツ田中、崎陽軒、洋麺屋五右衛門、伝説のすた丼屋、はま寿司、家系ラーメン、さくら水産、ステーキハウス88、大阪王将、ねぎし、コメダ珈琲、ゴーゴーカレー、磯丸水産、養老乃瀧、すしざんまい、京樽など、誰もがきっと食べたことのあるおなじみのチェーン店ばかり。著者独自の視点から、各店の魅力と栄枯盛衰を綴る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

キク

66
会社に入って20年以上、ほぼ港区か中央区で仕事をしている。なので六本木、麻布、銀座には高くて美味い店があることは知っている。なにかの折に連れて行ってもらったことも、正直結構ある。ただ自腹では、タイトル通り「チェーン店ばかりでメシを食べている」早くて安くて駅前でハズレないのはありがたい。本書で取り上げられている松屋、富士そば、さくら水産、王将、磯丸水産にも大変お世話になっている。個人的に1番通ったチェーン店は大学近くにあった養老の滝で、今1番好きなメニューは蒙古タンメン中本の「北極野菜シャキシャキ」です。2022/11/25

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

47
タイトルにつられて手にとった1冊。本書は、『散歩の達人』にチェーン店の紹介として連載されたエッセイをまとめた第2弾。長年の取材で蓄えた人気の36のチェーン店を、お店の紹介だけでなくその立ち位置や著者との関係性なども交えてユーモアたっぷりに綴っている。筆者が関東在住な事もあり、関西では馴染みのない店もチラホラ。安くて最低限ハズレがない、チェーン店ほど利便性に富んだメシはないという筆者の熱い思いが伝わってくる1冊。前作も読んでみたい。2020/11/30

mr.lupin

38
36店の外食のチェーン店を、ユーモラスに綴ったエッセイの第二弾。前作同様に、行った事がある店もあれば、まるで知らない店もあったりで、知らない店は思わずネットで調べたりもした。前作はそこまで面白さを感じなかったが、今回は読みやすくてメッチャ楽しむ事ができた。でも、やっぱりチェーン店は間違いないなーと思う。間違いないから、あちらこちらにできるんだろうな。後、著者の他の作品も読んでみたい。⭐⭐⭐⭐★2024/04/07

シキモリ

26
今作に登場する全36のチェーン店の内、私が食した経験があるのは18店。日本の外食文化の根強さを改めて感じる。相変わず調子の軽い文章だが、時折クスリ時折ホロリとさせるのは心憎い。注目すべきは各店の栄枯衰退ぶりだが、この時代に非拡大路線という選択はある種正解なのかもしれない。私は古い人間なので【どさん娘】や【牛丼太郎】の精神性に共感する。前作同様最終章で急にしんみりさせる手法は流石にあざといが、外食産業に対する想いは十分伝わってきた。少なくとも、著者絶賛の【いわもとQ】と【嵯峨谷】に行ってみたいと思ったもの。2020/07/23

Kazuko Ohta

24
ダンナが化学調味料アレルギー、特に「調味料(アミノ酸等)」はNGゆえ、チェーン店で食べられるものはほぼありません。そんなだから、これらのチェーン店の中でわが家が利用しているのは、化調不使用を謳う松屋ぐらい。化調平気だった私も、毎日化調を使わずに生活していると、次第に受け付けなくなってきてしまうものです。とはいえ胸やけ胃もたれ確実のチェーン店に心が躍らないわけでもない。最も惹かれた天麩羅食べ放題のお店が今はもうないとは(泣)。蕎麦とビールで440円とか、メキシコ料理屋じゃないのにメヒコとか、なんか気になる。2020/07/30

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