内容説明
宗教を知らずして、世界の歴史と今はわからない。
宗教は現代のビジネスマンの必須科目だ。
仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教。
多くの信者を持ち、世界の文化、政治、経済に大きな影響を与えている5つの宗教の成り立ちから教え、相互の関係を歴史的にとらえ、豊富な図解でわかりやすく解説するのが本書である。
解説文と図解が見開きで1項目になっているので、どこからでも読める。
1~5章で重要な5大宗教について、6章はゾロアスター教、道教、神道、世界の新宗教ほかについて解説。7章では宗教学のエッセンスを解説し、読者に宗教を考える視点を提供している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T K
29
世界を知るには歴史の裏に見え隠れする宗教理解も必須。仏教・ヒンドゥー・ユダヤ・キリスト・イスラムetc。無宗教無学の私には図解でとっつきやすくなっていた。同じ宗教でも派閥により伝統を守ること、批判からの独立、解釈の違いと様々。2016/08/11
アルカリオン
13
KindleUnlimited 先日「エッセンシャル版」を読んだが、そちらで十分かなという気がする。当然、こちらの方が情報量は多いのだが、読書中、やや退屈になってきた。2021/03/14
mattu
10
なんとなくわかっていても、本質はわからないのが宗教だと思っています。概念を分かりやすく教えてくれます。ですが、宗教は分かりにくい。なので、氏私は森羅万象に感謝していきます。2017/10/24
有機物ちゃん
6
教養として……と購入したものの本の厚さに怯んで長いこと積んでた本書。宗教モチーフのゲームをした事で興味関心が高まりやっと読んだ。おもしろかった!仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の宗教の概要を俯瞰的に説明、他の宗教との教義の違いなども一緒に比較してたりとてもわかりやすい。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神様が同じというのは知っていたけど歴史や信仰の違い、なぜ紛争の原因となってるのか、今までどこで知識を得ればいいかわからなかったふわふわした疑問がざっくり体系的に理解できて良かった2025/06/03
いずみ
6
2ページ見開きで1項目の解説とその図解(結構わかりやすい)が完結するスタイル。ふだんは宗教とは無縁の生活をしているが、世界の文化史背景としてつかんでおくといろいろ納得いくことが最近多い。たまに見返そうと思う。2016/07/02