小学館文庫<br> 銀座のカラス 上

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小学館文庫
銀座のカラス 上

  • 著者名:椎名誠【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 小学館(2016/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094063066

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内容説明

歩むべき道が見つからずもがいている者よ、この本を読め!(作家・宮田珠己)
名著復刊! 伝説の「青春三部作」が現代に甦る! 

二十三歳の松尾勇は、デパート業界の新聞や雑誌を発行している小さな会社の新米編集者。会社創業以来の人事異動によって配属された編集部で、『店舗経営月報』という、三十二頁、発行部数八百部という地味な雑誌を作っている。
勤め始めて約一年、会社が新橋から銀座のビルへと引っ越した直後、松尾に大きな転機が訪れる。前任者の突然の退社により、なんといきなり編集長になってしまったのだ! といっても部員は自分ひとりだけ。経験もなければ部下もいない松尾の悪戦苦闘の日々が始まった――。

椎名誠初めての新聞連載小説としても話題を集めた、自伝的青春小説の傑作がついに復刊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブ

29
昭和です。業界紙のことなど知らないことを知るのも楽しいし、飲み歩いて喧嘩しちゃったり、今では考えられないようなのんびりした感じがホッとします。沢野ひとしさんのさし絵も好きです。2016/08/11

まあ

6
コミュニケーション能力の欠落。人見知りは甘え。SNS、飲み会での他人との繋がり。とても生きずらい世の中ダナア。椎名誠の「銀座のカラス」はそんな僕を優しく包む。2016/06/26

Hisatomi Maria Gratia Yuki

5
20年ぶりくらいに読んだ。相変わらずおもしろい! 昭和軽薄体なんて言われたりもしたけど、この文体のオリジナリティったらない。単なる若造の会社と友達、少々の恋愛についての話なのに、なんでこんなにおもしろいのか。アオイホノオみたいに、何者かになる前の人たちの話だからだろうか。2016/08/03

ひ※ろ

0
★★★★★2022/09/17

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