電撃文庫 アクセル・ワールド6 -浄火の神子-

著者名：川原礫【著者】/ＨＩＭＡ【イラスト】

KADOKAWA（2016/07発売）

• ISBN：9784048689694

内容説明

黒雪姫率いる軍団《ネガ・ネビュラス》。その躍進を担っていた銀翼が、もげようとしていた。謎の組織《加速研究会》とのバトル中、ハルユキは突如復活した《災禍の鎧（クロム・ディザスター）》の浸食を受ける。彼は未だ、その呪縛からは逃れられなかった。　事態を重く見た《純色の七王》は、《加速世界》の最高意志決定機関である《七王会議》を開く。そこでシルバー・クロウに下された決定とは、《浄化》と呼ばれる強化外装の完全解除を行うこと。従わなければ、残りの六王から賞金首に指定され、事実上《加速世界》から追放となる。　最も高度な解呪コマンドである《浄化》。その鍵を握るアバターは、《無制限フィールド》の意外な場所に幽閉されており……。　《加速世界》では、致命的な危機を抱えたハルユキ。なのだが、《現実世界》では飼育委員活動中に知り合った小学四年生の少女と、なぜか心の交流が深まってしまって──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くろり - しろくろりちよ]

ギャラリーの面前で使われた《心意システム》と再現した《災禍の鎧》の対応を決定するため、《七王会議》から始まる今巻。七王のアバターが漫画でいう「大ゴマを使ったような」登場をキメる。《災禍の鎧》は「一週間以内に浄化」という期限が設けられ、黒雪姫率いるネガ・ネビュラスのメンバーは浄化作戦に乗り出す。作戦は、かつての戦友であり浄化能力者、四埜宮謡操るアバターの救出ーへ。次から次へと迫る展開、次巻へ繋げる引きが本当に上手く目が離せない。

2013/06/25

[チェシャ猫]

災禍の鎧、ISSキット、新しいエレメンツメンバーの救出と色々問題が増えたけどこの巻ではどれも解決しなかったという。シルバークローが新しい心意技の高速飛行？を発動したのが若干先に進んだのかな？とりあえず安全地帯に入りこんだようですが、スザクから脱出できるのでしょうか

2017/03/08

[YO-HEY＠紅蓮ロデオ]

話の面白さより、ゲームのとしての面白さが異常に広がったね～！…まったく、礫さんの本を読むと本当にRPGがやりたくなるよ…本当にフルダイブしたいぜ。なんにしても…ゲームとしていうなら隠し扉の向こうの未知の世界。まったく…読んでるこっちが本当にワクワクさせられる…本当に…無限EKから一応脱出？したのかな？…期待して待たせてもらいます！

2010/10/14

[Yobata]

クロムディザスターの呪縛に捕らわれていることが確実になったシルバークロウ。その対処のため、｢七王会議｣が開かれ、１週間以内に浄化によって強化外装を外さなければ追放されることが決定される。その浄化に関するキーパーソンは無制限フィールドのある場所に幽閉されており…。一方、現実世界でハルユキは飼育係としてとある少女と出会う。ついに年下キャラ、四埜宮謡登場。ういういいいねｗしかもめっちゃ強いしｗ今回は続きもので、話はあんまり進んでいないが、七王の登場やISSキットの出現など不穏をはらむものが多し。→

2012/07/26

[KEI]

購入。またいい所で・・・。この作品は毎度続巻が待ち遠しい作品の一つだ。今回の泣き所はアッシュがハルに教えた協定の部分。ハルの知らないところであぁいうことが行われていると思うとグッとくるものがある。謡が大人っぽいのは周囲にいたのが自分より年上だったことと、もしかしたら第一期ネガ・ネビュラス時代に加速世界で長いこと過ごしたからかもしれないな。謡に限らず、古参のバーストリンカーであればあるほど、みんな大人っぽいし。　最近は先輩よりフーコに惹かれてしまう・・・ww

2010/10/11