内容説明
黒のレギオン《ネガ・ネビュラス》VS白のレギオン《オシラトリ・ユニヴァース》。無制限フィールドにおける戦いは熾烈を極めた。白のレギオンと《加速研究会》の繋がりを突き止めるべく、全勢力を以てして挑んだ黒のレギオンだったが、結果としては、手がかりを得ることが出来ずハルユキらの敗北に終わる。しかし、一枚のリプレイカードが土壇場で起死回生のプランを生み出す。そして開かれる、第四回《七王会議》。ショコラ・パペッターの録画映像を根拠に、白のレギオンを問い詰める黒雪姫だが、その会議の結果を待つハルユキのもとに、敵であるはずの人物から謎のコンタクトがあり――!? 真相究明に向かう、次世代青春エンタテイメント最新刊!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シータ
42
七王会議で証拠映像を提出しても動揺するどころか、それすら見越して加速研究会が仕掛けてきて相変わらず毎回先手打たれて厄介すぎる。それにしてもウルフラム君強すぎてヤバいよ。今回でブラック・バイスが慌てるところが見れると思ったのに残念すぎる。平常運転でしたな。あとレディオがロリコンで草生えたw 最後の黒雪姫が可愛かったし、続きが気になるだろこんなん!2019/01/27
オセロ
41
白のレギオンの正体が加速研究会だったことが純色会議で暴かれ、遂に全面戦争かと思いきや拍子抜け。いくら不意打ちとはいえ、王たちが揃いも揃って…。ということで今回も盛り上がりにイマイチ欠ける内容で残念。2024/10/19
わたー
33
★★★★☆七王会議の場に切り札を切り、白のレギオンを追い詰めたかに見えたハルユキたちだったが…といった内容で、とうとう白VS5大レギオンという図式が成立したものの、やはりというべきか、この巻だけでは決着しなかった。ハイレベルたちによるトンデモバトルはワクワクしたが、まだ日常回は遠いな。ラストは4人の王が封じられてしまったものの、映画で普通に無制限中立フィールドへ行っていたし、緊迫感があまりなかったのは残念かな。映画と言えば、禁書と同じように映画設定を早速逆輸入していたのも印象的にうつった。2017/11/12
ツバサ
23
面白いんだよ、この作品。ただ、川原先生が忙し過ぎて刊行ペースが乱れまくってる上にページ数が少なくなってるのが残念でならない。SAOはひと段落したからこちらに比重を掛けてほしいです。271pの黒雪姫先輩の挿絵は美しすぎる。2017/11/13
まるぼろ
23
大きく物語が動いた巻、また冒頭でインフィニット・バーストに繋がるある事件をハルユキ達がモニタ越しに見てたりと、これからの展開を色々と予想させてくれそうな話となっていました。今巻も面白かったです。七王会議の場でアイボリー・タワー=ブラック・バイスと面が割れてからは怒涛の展開だったので息吐く暇も無く一気に読めました。今回の事でオシラトリ対5大レギオンの全面対決が決定的となった訳ですが、差し当たっては無限EKに嵌まりつつある四王の救出となるであろう次巻がどんな話になるのか楽しみです。2017/11/11