内容説明
天下統一を目前にした曹操。阻む周瑜と孔明。手に汗にぎる攻防戦。曹操に対峙する孔明。遂に〈赤壁の戦い〉の火蓋が、切って落とされた! 天下統一を目前にした魏の曹操は、矜持(きょうじ)と自省、決意と逡巡を織りまぜて、1つの歌を詠みあげる。その後、決然として周瑜・孔明軍の巧妙な戦術に抗し、反撃に起ちあがる。英雄豪傑の活躍が、等身大の姿で甦る注目の決定版「三国志」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
4
第3巻は長坂橋の戦い~入蜀前まで。ある意味趙雲の巻です。甘寧のことを先輩と呼んだり、孔明が魏延を殺そうとした理由として関羽と似ているから厄介な関羽の二人目なんていらないから切っちおうと思ったんじゃねとかいう発言は面白かった。周瑜が孔明を小馬鹿にしている感もいいですね。2023/06/06
m.murasaki
2
赤壁~荊州戦。この巻の目玉は諸葛亮。彼をエリート意識の強い人の揚げ足取りばっかりが能の口先男として描いてるのはなかなか面白かった。欠点は諸葛亮が矮小に描かれているとそれを嫌う周瑜の器が小さくなる感じがしちゃうのが残念な感じです。2009/06/18
inami
0
三国志、著者に関わらず文句なく面白い。2003/03/24
shiaruvy
0
教科書