内容説明
諸葛孔明、いよいよ登場。関羽と張飛は孔明を小ばかにし、あんなへぼ軍師を劉備が招くと聞いて、冷やかな反応をする。にもかかわらず劉備は「三顧の礼」を尽くして迎えいれる。その真の狙いは何か。経綸に秀(すぐ)れた劉備と軍師のコンビが、大活躍する秘密を明かす。道教の視点から描き直した抜群のおもしろさ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
6
第2巻は曹操と劉備の英雄談から長坂の戦い前まで。この巻は三顧の礼あたりが安能さんのちょっと捻った解釈があって面白い。基本的に徐庶や諸葛亮に対する評価が厳しい。迂闊にも程昱の策を見抜けなかった徐庶や諸葛亮の荊州乗っ取り案に対する劉備の現実的に無理じゃねと解釈するあたりなど。影の薄い簡雍が関張に対して文官武官の違いを諭したりするところなんかは面白かった。的盧あれから見ないと思っていたら、趙雲に与えられてる設定、なかなか良い。2020/05/25
m.murasaki
2
やっぱり関羽はかっこいい。そして徐庶の評価が微妙……まあ老母を使った策略を見抜けなかったあたりたしかにですが。劉備は演義の劉備らしくありながら老獪感じが出ていて面白い。2009/06/07
MUSAN11383594
1
第二巻は諸葛亮を迎えて、新野城を焼いて撤退するところまで。劉備がサイコパス的・偽善者的人物に描かれていたり、諸葛亮が天才軍師ではなく、張り切りすぎて周りから少し煙たがられる人物として描かれている点が興味深かった。2021/07/13
inami
0
三国志、著者に関わらず文句なく面白い。2003/03/17
shiaruvy
0
教科書