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内容説明
安倍政権は「新・三本の矢」を打ち出し、タッグを組む黒田日銀総裁は「マイナス金利」というウラ技まで繰り出した。しかし、アホノミクスが取り繕う“上げ底経済”は破綻寸前。崩落に巻き込まれないための救済策は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそ
65
☆☆☆☆☆星0笑、参考文献がこんなにも乏しいのなら載せない方がいい。自分の著書を参考文献に載せるという奇策に出た笑、まだアホノミクスと言う一発芸人まがいの方法で稼ごうというのかこの筆者は笑。異次元金融緩和によって日本は恐慌に陥ると筆者は主張しているのだが、それは間違いだろう。資金を日銀から借り入れた場合、当該銀行は0.1%のマイナス金利を課される金額を減らせるという特典設けた。政府は貸し出しを増やした銀行にマイナス金利の影響を軽減する措置を施したのだ。政府は銀行へのケアも欠かしていないのだ。2016/09/28
壱萬弐仟縁
35
安倍の、国民は、困難を乗り越えて行く私のサポーターになれ、という趣旨の2014年頭所感(35頁)。いかんぜよ。蓄えは、分かち合ってこそ、新たな創造につながる(51頁)。イールドカーブとは、債券の償還期間と金利の関係を示す曲線。借金をする期間の長さと支払うべき金利の関係。長期の借金ほど、高い金利を要求される。横軸に償還期間、縦軸に金利を取れば、カーブは右肩上がりなのが自然(77頁~)。2017/01/20
Isamash
32
浜矩子同志社大学教授2016年出版著書。アベノミクスのひどさは当初から自明に見えたがメディアは褒め称えていた。その中で1人?浜教授が批判していた姿は印象的も著書読むのは初めて。日本にとって不幸だが、現時点での円安は著書の危惧が的中したかたち。指摘通り日銀が株高を支えるなんて狂ってる。まだ黒田が総裁であるのが不思議だが彼女が予想した通り米国が金利を上げ、膨大な国債抱える日本は追随出来ずに資金が国内から逃げていっている状況。浜は目指すものを戦前様強国目指すと解釈したが、自分には安倍政権維目的のみに思えていた。2022/12/01
Tadashi_N
19
アベノミクスの胡散臭さの正体、実現不能な三本の矢。国債は打ち出の小槌ではないはず。2020/08/01
呼戯人
11
アベノミクスが天皇制ファシズムを支えた富国強兵論であるというのはその通りだと思う。何のための経済か、それは軍国主義のため、時代遅れの帝国主義の再来である。哀しい時代になってしまった。今さらファシズムを再構築し、戦争へと突き進むアナクロニズムで日本が復活するとは思わない。2016/10/02