電撃文庫<br> ダブルブリッドX

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電撃文庫
ダブルブリッドX

  • ISBN:9784048670654

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内容説明

記憶を失いつつある片倉優樹と、“童子斬り” に憑かれた山崎太一朗は、お互いのことがわからないまま、ぶつかり合い、傷つけあっていく。 かつて友以上の関係を作りつつあったふたりは、このままどちらかが倒れるまで戦い続けるのだろうか。 それとも──。 ついに明らかにされる “主” という鬼の陰謀と、彼らの計画 「Ωサーキット」 の全容。 己の寿命を悟った片倉晃の意思と、彼の所属する 「クロスブリード」 という組織の意味。 そして、「キマイラ」 と呼ばれる生命体の存在理由。 優樹と太一朗。 ふたりの決着に全ての最期が集う。 血を流し、肉を裂き、骨を砕いた先にあるものは何か。 大人気シリーズ待望の完結巻、ついに登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハルナ

4
私にとっては納得できるハッピーエンド。でも悲しくて、読んだ後にじんわり涙が出てきた。久しぶりにすごいラノベを読んだって気がする。2012/08/30

fap

3
まさかの完結。ネットで調べてみたところ、9巻発売は2003年。正直続刊が読めることはないだろうと思っていた。中身はそのままの勢いで、本当の最後まで突っ走る。骨太な描写、展開はいまだ健在。安心した。途中途中でやや冗長な展開は気になるし、唐突なそれぞれの結末はやや性急。結末が読めただけまし、という気分にはならないが、正直この厚さは必要ではなかったと思う。作者によれば「ハッピーエンド」らしいが、誰もがみな幸せになったわけではない。それだけに、あれだけ絶望な状況の中でも笑顔になった彼らの強さには感動した。 2014/10/22

夜行

3
どう収拾つけるのかと思ってたけど、綺麗にまとまって良かった。Ωサーキットとかの伏線を丸ごと投げ捨てて勝手に死んでいった親父便利。いろいろあったけど、最後はみんな納得づくめのハッピーエンド。R.I.P2011/02/20

壱片時乃

3
最高に面白かった。ラノベシリーズで10巻といえば長いようで短いものですが、その限られた尺でよくこれほどの深みある物語を完結させたものです。刊行の遅れはあったようですが、それを帳消しにする程の出来だと思います。作者さんと、それから片倉優樹には本当にお疲れ様でしたと言いたいです。鬱展開に心が折れそうになることばかりでしたが、最後まで読んで本当によかったと思えます。2011/01/17

ならりくらり

3
やっとこ完結。少々鬱々とした中盤から最終的にはきれいに落ち着いて安心した。いってらっしゃい。おやすみなさい。2009/11/08

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