双葉文庫<br> 憧れの女の子

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双葉文庫
憧れの女の子

  • 著者名:朝比奈あすか【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 特価 ¥258(本体¥235)
  • 双葉社(2016/05発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 60pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575518733

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内容説明

「次は女の子を産むわ」。そう宣言して産み分けに躍起になる妻。そんな妻の決断にうっすらとした違和感を抱く夫。互いに心揺れる日々を経て、その果てに夫婦が得たものとは――(表題作)。男女の日常に生じたさざ波から見える、人間の愛おしさやつよさ。「心にしみる人間賛歌!」と王様のブランチでも絶賛された傑作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さおり

74
「性別」が全編通してのテーマかなと思う、5つの短編。引き込まれました、それぞれのお話に。なんというか、どれも朝比奈さんが書いているんじゃなくて、それぞれのお話の登場人物が自分で書いているんじゃないかと思わせる感じ。私は表題作の「憧れの女の子」と次の「ある男女をとりまく風景」が特に好きです。2017/01/16

machi☺︎︎゛

65
短編集。はじめの話はどうしても女の子が欲しい女性の話。私も女の子欲しかったから気持ちはわかるなー。途中ちょっと狂気じみてくるけど、最後ちゃんと上手く⁇楽しく収まって良かった!次の話は1番面白かった!すっかり騙された! 2018/09/07

エドワード

63
人が恋をして結婚する。子供を産み、育てる。そこに仕事と家族が密接に関わってくると、個人の思いと周囲とのすれ違い、きしみが生じざるを得ない。五編の物語に共通するのは、否応なくふりかかる意見の齟齬を乗り越えていく人々の姿だ。「憧れの女の子」がつきつける<子供は誰のものか>という永遠の命題、「ある男女」の専業主夫への冷たい視線、「弟の婚約者」の自立できない33歳の姉のもどかしさが切ない。いずれも非常に今のホットな日本の姿をとらえていて、グイグイ引き込まれた。人のなりが言葉遣いに正確に表れていて興味深い。2016/04/04

60
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/03/post-89123a.html 授かる前の命の性別を選択したいとは、ひどく不遜なことに思えます。2022/03/27

KAN

47
どの話しも面白かった。さすがです。ハマってしまって、つい一気に読んでしまいました。恋愛やら日常やら、とにかく上手いです。2017/08/03

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