内容説明
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古今の三間飛車の名局100局収録!
本書は戦型別名局集の第4弾です。三間飛車の名局100局を厳選、石川陽生七段の詳細な解説で将棋史に残る熱戦を堪能できる内容となっています。本書の推薦者である久保利明九段が「私の憧れ」といってはばからない大野源一九段の絶品のさばきから始まり、大山康晴十五世名人、升田幸三実力制第四代名人の圧倒的な力。加藤一二三九段、青野照市九段の編み出した多数の定跡や、中原誠十六世名人の勝ち急がない終盤力のすごさ。また、現代を代表する振り飛車党の藤井猛九段、久保利明九段、鈴木大介八段、さらに中田功七段、戸辺誠六段まで。時代を代表する棋士たちよる、個性的でユニークな棋譜が数多く残されているのが三間飛車の特長です。
これらの将棋を1局4ページ、ぎっしりの解説で鑑賞できます。また、巻頭には「三間飛車をめぐる棋士たち」と題して、時系列に沿って三間飛車を愛用した棋士を紹介しています。本書で三間飛車という戦法の歩みと、それぞれの時代の棋士が残した名局の数々を堪能してください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こまごめ
4
まだ途中なんですが、前半のハイライトは升田式石田流シリーズと言われた名人戦での升田大山戦ですね。現代でもアマチュアに広く指されている升田式石田流を創り上げた升田先生、凄いですね。 ノーマル三間飛車は急戦の変化が多めでトマホークとか最新の変化はありませんので注意。2021/06/08
こまごめ
2
令和になり三間飛車にへなちょこ急戦なる新しい急戦策が出てきました。さすがに端攻めにする持久戦の変化まではありませんが、急戦の棋譜は三間飛車戦記に比べて沢山載ってますので並べると勉強になります。特に後手番だと美濃囲いが間に合わなかったりするので振り飛車も工夫の余地が必要に感じます。2022/04/16
coppe
2
四間飛車名局集で将棋ペンクラブ大賞取った鈴木大介さんも推薦の名局集。盤駒で棋譜並べすると変化手順が追いにくい。ソフトで棋譜入力やってみるか。2016/09/05