内容説明
君ノ中ニ、堕チテイク――。
記憶喪失を引き起こした落下事故には、大切な“あの人”が関わっていた――!?
心に湧いた疑念に悩むつぐみは、記憶を取り戻し、真相に辿り着こうとする。
一方、兄の恋人・雪乃に翻弄される奏多は、ある決意を固めるが、そんな矢先に……。
「好き」を失って、本当の「好き」を見つける記憶喪失系青春ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ななた*
3
前作に続き、まず表紙が綺麗でした。今度は少女頑張れー!泣いているイラストで切なさがぐんと増したような気がします。最終的に友達関係も恋人関係もスッキリ解決し、平和になれて良かったと思います。甘いだけじゃないというフレーズが本当にピッタリだなと改めて感じました。2016/06/11
ruruco
2
読後感、すっきり。上巻を読み始めた当初は、ドロドロな感情があっちもこっちも、という感じで読み進めるのが怖かったんだけど、杞憂だった。時生くん、イイコ!真帆ちゃん、もっとイイコ!主人公のつぐみは、やっぱり弱くて守られているだけのぼんやりさんではなかった。雪乃センパイも根はかわいい所もあったし。恋と友情とに悩む、まさに青いなぁとむずむずするお話だけど、そこがいい。今までの作品よりダークな部分がない分、ライトだったから、ちょっと物足りない気も。2017/01/09
ベル@聖川
1
あとがきを読むまで我慢して読んでましたが、やはりデコニーナさんが関わったストーリーではないんだなと。本来の解釈で正解なんじゃないですかね。腑に落ちない小説でした。2016/06/29