角川ホラー文庫<br> イヴルズ・ゲート 睡蓮のまどろむ館

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角川ホラー文庫
イヴルズ・ゲート 睡蓮のまどろむ館

  • 著者名:篠田真由美【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2016/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041043608

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内容説明

奇妙な外観を持つ埃及屋敷に、心霊実験のため集められた4人の男女。以前の持ち主は謎の死を遂げたという。不穏な空気の中、次々と起きる不可思議な現象に、宗教学者と博物館学芸員の異色コンビが立ち向かう!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナン

29
久々に壁に叩き付けたくなる本だった。本つぶで貶しまくったのでこちらでは兎に角読了したことだけを…。いやもう本当設定ぐっちゃぐちゃだよ。ウィジャ盤出てきた辺りでツッコミも諦めたわ。えー、篠田ってこういう系の作家なんですかー…。可愛いの犬だけだ。装丁すらも詐欺だ。2018/08/28

瀧ながれ

21
語り手である女性がじっとり内向的で暗くて、序盤はなかなか読むのが辛かったです。彼女の役どころが明らかになったあたりで、ぐんとおもしろくなりましたが、この著者のホラーはどうにも上品で、協調して「怖い」よりも映画かなんかを見ている気持ちになってしまうのですな、ヒーロー的な男二人も美形だし、ちょっと物足りない。最後で、彼女じゃなければ彼が、というセリフがあって、はじめて背筋が冷えました。シリーズものなのね?「彼」は今後も狙われてゆくのね(ぞ~)。ワンコのアヌビス嬢が、美犬ですてきでした。2016/06/10

20
う〜ん、何となく読了(^^;昨日に引き続き、本州は放射能で…との設定。そして、超能力と心霊現象のお話しで、好みでなく残念なり。ワンコは可愛かったです♪2021/01/10

eyemu

16
★★★★☆ 久しぶりの篠田先生。 桜井京介シリーズを熱心に読んでいたことを思い出すわー。 (十○年も前のこと!) 読み始めはちょっと入り込むのに時間がかかったけど、途中からグイグイ引き込まれて首を持って行かれるかと思った(わら) 生臭い血の匂いすら漂ってるような気がした。 まるで翻訳されたような文章! 寧ろルカを描くにはあれくらい作られた文章の方がしっくり来て、特に台詞が醸し出す行間が何故か凄く好きでした。2018/08/30

Hugo Grove

16
篠田真由美らしいといえば分かりやすいだろうか。曰く付きの館それに纏わる怪異譚、また怪しい光に誘われるように集まり来る美男美女。ホラーというほど怖くも邪悪でもなかったけど、シリーズ化されそうな結びだった為、主な登場人物の紹介の第一弾という感じだった。この後もっと主人公たちの能力が発揮される、ゾクゾクする程残虐でグロくて捻りに捻った作品を希望する。2016/07/26

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