ＢＬＡＣＫ‐ＢＯＸ（２）

著者名：高橋ツトム【著】

講談社（2016/05発売）

• ISBN：9784063881400

内容説明

父親は殺人罪で服役中。兄も殺人で捕まった“殺人一家”の次男、石田凌駕（いしだ・りょうが）はプロボクサーとして歩み始める。デビュー戦に勝利した凌駕は、以後も獄中からの父親の指令のもと、順調に勝利を積み重ねていく。そうした中、凌駕の前に現れた天才キックボクサー・志藤（しどう）レオン。ふたつの若き闘争本能が出会った時、互いの運命は大きくうねり始める――!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[thee birdmen]

読み始めたらこれがまた止まらない面白さ。衝撃のデビューから快進撃を続ける主人公・凌駕。圧倒的な強さの影に父の存在を感じさせる伏線の張り方が秀逸ですね。ライバルが登場して、構図としては完全にジョーと力石で、あしたのジョーのオマージュ感が満載。次の展開も楽しみになりました。

2019/11/12

[ぐうぐう]

いつの時代も、どんなジャンルでも、ライバルが主人公を強くする。本作で、主人公・凌駕を強くするのは、天才キックボクサー・志藤レオン。従来では、生意気な主人公がいれば、ライバルは沈着冷静な性格であることが求められる。ジョーにおける力石のように。しかし高橋ツトムは、レオンにも無軌道な性格を与えるのだ。ゆえに、二人の激突は、あまりにも性急だ。

2016/05/27

[Okazzchan]

★★★★☆

2017/08/14

[灰月]

やっぱロッキーは最高だよな

2017/04/12

[yukix]

気づいたら読み終わってるくらいに面白い

2016/06/15