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内容説明
これは物語ではない。事件であり出来事だ。小説家の主人公は10年前、小学4年生の少女に拉致監禁される。作家志望の平凡な大学生が過ごす奇妙な少女との1週間に及ぶ監禁生活の行方は――。西尾維新の異色文学作品を、「さんかれあ」のはっとりみつるが奇跡のコミカライズ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
60
作家志望の大学生が、とある事件に巻き込まれた。小学4年生の二人が目の前で交通事故にあった。いや、違うか。一人は助かり、一人は助からなかった。少女Uは、被害にあった少女について、ゲームボーイのセーブをしてから、悲鳴を上げる異常性。主人公は戸惑ってしまう…と言うところから始まる監禁事件です。原作のコミカライズを上手くしており、原作よりも少女Uの狂気と妖艶さと存在感が出ています。演出が上手いため、読んでいて引き込まれます。主人公の内向性もあって、少女Uに投影しているのもわかる。さて、この先はどうなるのだろうか。2017/03/24
exsoy
41
西尾維新だったのか、と読み始めてから気付いた。「これは物語ではない」から始まる、歪んだ少女と物書きの青年の話。昨今の事件報道を見ると十分ありえそう。2019/05/18
ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう
33
小説家を目指す大学生の主人公は、小学生の女の子二人がトラックの事故に巻き込まれるのを目撃した。しかし轢かれたのは一人、もう一人はーー。友達に駆け寄る前、ゲームを冷静にセーブをしていた。その目撃が原因となり、主人公はU.Uと名乗る少女に脅され、そして監禁される…。原作は読んでいないがなかなか魅力的な絵柄。話に合っていると思う。これからどういう展開なのか。内容によると、監禁は一週間のようだが。U.Uなる少女が怖すぎる。大きな屋敷に一人、両親が帰ってくる気配はない。一体どういう事なのか。2016/05/07
トラシショウ。
31
原作未読。「10年前」。携帯電話と言えば二つ折りですらなく、携帯ゲームと言えばゲームボーイの事で、音楽プレイヤーと言えばMDだった頃。その秘められた狂気の一端を目撃した大学生の「僕」は彼女・小学四年生の「U」に拉致監禁される事になる。監禁してどうしようと言うのか、何故裕福そうな一軒家に一人で住んでいるのか、根本的なところが致命的にズレているのはどうしてなのか。多くの「何故」を抱えた「僕」の一週間に及ぶ監禁生活が始まる。独特の文体の原作と繊細な表現の作画が理想的な化学反応を起こした怪作(以下コメ欄に余談)。2016/05/11
カラシニコフ
27
まさかのはっとりみつるなワケだが、案外雰囲気が合っていて、合いすぎていてかなり好き。リコーダーが自転車に突き刺さる辺り、センスを感じる。 ★★★☆☆2016/11/30
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