ハヤカワ文庫SF<br> 第二進化  アトランティス・ジーン 下

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader

ハヤカワ文庫SF
第二進化  アトランティス・ジーン 下

  • ISBN:9784150120665

ファイル: /

内容説明

遺伝子治療の研究者ケイトは、五千年の歴史をもつ秘密組織イマリに狙われ、デヴィッドに助けられる。どうやら彼女の研究がイマリのテロ計画の鍵らしい。二人は計画阻止のためイマリの研究所へ潜入し、「ベル」装置による疫病発生の現場を目撃する。チベットの寺院で、ジブラルタルの海底トンネルで、事件を追う彼らに明かされていく、時空すら操るアトランティスの正体とは!? 衝撃のSFアドベンチャー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

142
アクションばかりが目立つ上巻より面白い。何を描いてもネタバレになるので詳しく説明できないのがもどかしい。アトランティスの片鱗が見え始めてきた。下巻の半分をも占める長い長い日記を読まされるのにはワケがあったのだがそれは読んでのお楽しみ。小説としてはずいぶん稚拙なところもある気がするが、これだけ面白ければ、あばたもえくぼ。2016/08/31

かおりっくま

23
次々と敵味方入り乱れる。誰かがどうなか解らなくなる怒濤の展開。パンデミックはどうなるのだ。主人公たちはどうなっちゃうのだ。続きが気になる終わり方。はいはい、三部作ですもんね。2016/06/14

Small World

22
ようやく登場人物が出そろった、という感じの下巻でした。展開のめまぐるしさもそうですが、2つの名前を持つ人も多いので、ちょっと付いていけてない部分もあったかな。w 上巻に比べるとSFらしいガジェットも出てきたし、誰が敵で、誰が味方なのか、そしてこの話の向かう方向はどこなのか?みたいな、何でもありなんだけど、何が何だかわからないという印象の作品でした。ww2016/10/07

tom

19
ひたすら流し読みをしたから、登録するのも気恥ずかしい。なんせ、縦横無尽に物語は飛んでいく。突然、南極の地下に広がる巨大な建造物が登場。そこにいるのは現役のナチスたち。撃たれて大けがしても、治療薬が現われて、一瞬で回復してしまう。ここまで無茶苦茶は、ちょっとすごすぎないですかという感じ。翻訳した人は、後書きで絶賛しているけれど、本当のところは、かなり辛いお仕事だったのじゃないですかと聞いてみたい。まれにみる、奇天烈SFでした。この本にも続編があるんだよねえ。怖いもの見たさで読んでみようかしら(笑)。2020/08/17

わたなべよしお

19
う~ん、結構、面白くなってきた。だって、まだ謎がたくさんあるしなぁ。人類史の謎やアトランティス伝説などなども上手に組み合わせているし、映画とか連続ドラマになれば、夢中になってしまうかも。2016/07/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10802186
  • ご注意事項