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内容説明
記憶を失い、骸骨姿の幽霊として蛍のそばにいる兄・圭一。その謎を解く鍵は、「十二人委員」と呼ばれる私刑集団の存在で…!? 蛍と個性的な仲間たちが集い、最大のミステリーに迫る! 兄と妹の奇怪人情ミステリー、堂々完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
16
何でもそつなくこなしてひたすら有能なヒロイン・蛍と、その兄で幽霊の圭一の織り成す怪奇事件簿の閉幕。小学生の蛍にドクロのヘアピンをプレゼントするセンスってのはどうなんだ(笑。微ネタバレ)。遂に揃う蛍の「仲間」の最後の一人・青葉真琴が、ちょっとどころではない有能さとバイタリティで蛍と三人の仲を取り持つどころかより強固に修復し事態の真相究明と解決に乗り出す、と言ういささか御都合過ぎる急展開なんだけど、奇行と奇抜な言動の青葉のキャラクターのお陰でそれほど気にならないな。かなり満足の落着(以下コメ欄に余談)。2016/05/12
sskitto0504
11
完結とは思ってなかったのでビックリ。もう少し12人委員会について引っ張るのかと思ったらそんなこともなく、意外にあっさりと、でも爽やかに終わりましたね。マーニーとのコラボも見てみたいですし、作詞さんの次回作も楽しみです?2016/05/19
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
4
望まない形で女子高生探偵となった妹と骸骨姿の幽霊となった兄の物語もいよいよ完結。作者自身もあとがきで後半駆け足になった、というように、最終巻となる今巻はかなり早いペースで話が進むが、それはそれ、綺麗な形で完結しており、読後感もかなり爽やか。ただ、この巻で大きなターニングポイントを迎え、その後は今までとは違う風が吹いてきたので、その風をもう少し長く感じたかった、とも思う。ちなみに、今巻初登場(名前は以前に出てた)の青い人、桃色の人とは別の意味で万能無敵すぎるよ(笑)。ま、この作者の次回作が楽しみ。2016/05/10
HK
4
完結。青葉さんの登場により一気に話が進む展開に当初はすこし戸惑ったが、何でもできるがゆえに胸襟を開いて人に頼ることができなかった主人公、赤木蛍が「友達」を得る物語として収束させるための布石なので納得。前作「マーニー」と同様にきれいなんだけどテンポが速すぎてやや物足りなさもあるラストだが、これくらいがちょうどいい気もする。2016/05/10
古本サバイバー
4
最終巻とは思わず読んでたのでビックリしましたが、スッキリまとまった大団円。2016/05/07