内容説明
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「いい仕事してますね」この名文句を初めて使ったのは、放映が始まってから半年目の伊東温泉のときだった。大人気TV番組「開運!なんでも鑑定団」を、企画段階から知る著者ならではの、貴重な内幕話、エピソードを満載。
目次
第1部(開運!なんでも鑑定団の十五年
目利き指南
日本人の美意識と技
目利きの心得 ほか)
第2部(住職に直言
心の勲章
ジイジと呼ばれる幸せ
おばあちゃんの会 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobu23
4
なんでも鑑定団で有名な、鑑定士の中島さんのエッセイ。タイトルから鑑定団のエピソードがメインかと思ったが、最初の方に少しあるだけで多くが個人的な古物に関して思いを語る本であった。正直に言えば、鑑定団のエピソードをもっと読みたかった。2019/11/14
fantasy
3
「いい仕事してますね」はお馴染みの名文句、目利きとは有象無象全てにおいて「いい仕事」を見出す力。人生を豊かに暮らすための心掛け、おいそれと出来る物ではないがいろんなものに見て触れる事の大切さの意義を改めて感じた。2015/07/06
鬼山とんぼ
1
著者の中島さんはテレビやお客の前では柔和で温厚そうな人物に見せているが、実像は剛直な人物。厳しい少年期や修業時代を乗り越えて陶芸評価の第一線に立った者が本音で語る、回顧談が中心。人情やジョークは解するが、本業においては辛らつな皮肉屋で、同業者に強烈なライバル意識をむき出しにする人物であった。分野は違うが私も長らく上から目線で評価判定するのを要求される仕事をしてきたから、語られていることの大半は同感できる。特に「骨董品」という微妙な存在に対する、あるべき敬意と愛情の持ち方には賛同できる。2019/12/12
1977年から
1
2009年