祥伝社文庫<br> 紳士のためのエステ入門 警視庁幽霊係

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祥伝社文庫
紳士のためのエステ入門 警視庁幽霊係

  • 著者名:天野頌子
  • 価格 ¥680(本体¥619)
  • 祥伝社(2016/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396338923

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内容説明

えっ!奇想天外!殺された被害者のエステティシャンの“幽霊”に事情聴取すると、プロ意識が高く、死んでも口が堅い。一方で、関係者たちは口が軽く被害者への不満が続出…。商売上手の“幽霊”は予想以上に手ごわかった。ツワモノ揃いの中に、やがて浮上した意外な犯人とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

52
「魚座の男」「恐妻家は嘘をつけない」この2編はダメンズな男に惚れた哀れな女・・。世の女性よ!女が男を上手く回してなんぼのもの。まかり間違ってもムーランルージュのママの元旦那のような男に手を出すんじゃないよ!。しかし・・お宮の間の仲間が集まったって云うのに紳士の為のエステ?これは・・美人で仕事熱心な被害者だが・・男のエステはちょっと不気味。伊集院さんが・・「ヘンなおじさん」の志村さんにみえるよ(^^;2018/05/10

eyemu

13
★★★☆☆ 小さい子どもの幽霊は、柏木さんも良く言ってるけど辛いよね。 しかも、なかなか酷い。 でも、裏表がありそうな聡い子だね。 浮遊してくれれば良かったのに。 とか、非道いことを言ってみたり。2018/03/04

zaki

13
シリーズ物とは知らずにこれから読みました。しかし、普通に読み進める事ができてとても面白い設定で1冊丸々楽しめた。次からはちゃんとシリーズ1冊目から読んでいこうと思う。2014/01/18

みい坊

13
久しぶりにお宮の間の面々と再開。理不尽に命を奪われた幽霊と話が出来る柏木さん。彼を通して語られる幽霊の思いは、いつも少し悲しい。理不尽に命を奪われても、その恨みを語るのではなくて、日常に残してきた大切な人へ想いを馳せる幽霊たち。それが切ないと思うシリーズです。今回は、「恐妻家は嘘をつけない」の、麗子さんが好きでした。殺されてなお犯人を庇った理由を語った後の「あたしは母親で主婦なんだから当たり前でしょ」のセリフが彼女らしい。子供たちを見守るために残っている、彼女の想いに切なくなりました。2014/01/10

絳楸蘭

13
いつもは清水さんや三谷さんにいいように使われて、不憫でしかたがない柏木さん。今回はお宮の間のメンバーと一緒の捜査があったから、あまり胃も痛くなかったんじゃないの?(笑)2013/12/29

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