祥伝社文庫<br> 警視庁幽霊係と人形の呪い

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祥伝社文庫
警視庁幽霊係と人形の呪い

  • 著者名:天野頌子
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 祥伝社(2016/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396340919

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内容説明

火災で亡くなったおばあさんの霊が見える──。警視庁特殊捜査室に勤務する柏木警部補の元に若手警察官の青田が訪ねてきた。幽霊と話せる柏木は、現場へ向かうが、被害者の証言と現場検証が一致しない。困惑する柏木はふと、玄関先で不気味な市松人形を発見。物の記憶を読む高島佳帆警部に火災の状況を読んでもらおうとするが、この人形には恐ろしい秘密が…!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

55
相も変わらず胃痛にもだえる柏木さんに、一筋の光明が。幽霊の視えるお巡りさん登場。そりゃもう一人くらいいないとブラック企業だよ。しかも今回の幽霊は、はつのような強かなバーさんだし、登場するのは市松人形。いちまさんを古道具屋やリサイクルなどで購入するなんて・・幽霊より私は怖いわ。高島さんの心に占めていた家族の死、恋人の死の原因や悩みもちょっとは解消されただろうし、高級酒でザル飲みも三谷さんとじゃ勿体ないですよ。軟弱で「はぁ~」ってため息つきそうな柏木ですが・・いい男じゃないですか2018/05/11

絳楸蘭

22
いつも通り読みやすく、サクサクと進んだ。短編集かと思いきや長編だった。柏木さんがメインで進みさらに、お宮の間の高島さんが並行して出てきたからビックリ!高島さんの過去も絡みながら、二代目幽霊係を育てていく柏木さんの胃が痛くないわけがない(苦笑)二転三転しながら話が進み、最後は!?華麗なる伊集院家は笑うしかないね。2015/03/02

eyemu

13
★★★☆☆ 読みごたえがありました。 二重三重に重なる事件。 そして、幽霊と呪い。 孤独につけこむ呪いとか、本当に恐ろしい。 でも、誰よりも孤独であるがために、呪いの効果が薄いのは、本当に寂しい。 2018/03/03

ううち

10
第5弾。長編だったので他のメンツは露出少なめでしたが、高島さんの過去が明らかに。幽霊係になるのはやはり選ばれし者なのですよ…。柏木さんの胃痛もまだまだ続きそう。伊集院一族は凄そうだな。先日、気になって『ひやしあめ』を飲んでみたけど歯がきしむほど甘かった…!2015/05/18

山猫

5
あらら、そういうことかい。 しかしなー、(ネット社会で定着してしまっているから、故意かもしれんが)詩人は「ポエット」であって「ポエマー」ではないぞ。これはいただけないな。 作中の北村孝介には塚本高史をキャスティング決定(笑)2017/03/21

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