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内容説明
私には、帰る場所があります。 両親を早くに亡くした小学5年生の五百井雅は、両親の知人である哲史と牧人と一緒に海辺の町で毎日賑やかに暮らしている。二人を「お父さん」として慕っているけれど、家にお父さんが二人いるのは、どうやらおかしな事なようで…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野森(のもり)
13
2人のお父さんと両親を亡くした女の子の同居もの。お父さん恋人同士かと思って読み始めたら違った!でも家族愛みたいなのは感じられます。お父さん2人の過去が重たいので、もっとゆっくり読みたかったかも。雅ちゃんがとにかくいい子で癒されます。2016/04/30
しましまこ
13
一生懸命だけどちょっとズレてるお父さん2人と小学生の女の子。ほのぼの楽しい1冊でした。2016/04/02
なつき
6
家って家族ってなんだろうねと考えさせる1冊。父が亡くなり母も亡くなり、ペンションの客だった二人の男に養育される少女…って書くとなんだが怪しげですが、BL風味はまったくなく、ロリ風味もまったくなく、なんだかとても健全?な家族の物語。いずれ結婚するのかもしれないし、雅の婿が増えたりするのかもしれないけど、なんやかやでずっと「家族」なんだろうなと思えるこの3人。「全部包み隠さず話すのが『家族』と思うなよ」だけど秘密を共有できる家族がいるってのもいいものですね。2016/04/11
へへろ~本舗
6
男夫婦+女の子の話かと期待した。2016/03/30
あまね
5
柔らかな絵柄とクスリと笑える展開で、温かなお話。しかし内包するものはけっこう重いぞ、といういつもの鈴木有布子。複雑な家族構成ながらのびのび育ち、誰より家族の事をわかってる雅が、一番大人なのかも。今後彼女が大きくなったり、哲ちゃんが結婚したりして家族の幅が多少変わったとしても、ここが三人の「ホーム」であることには変わらない。そんな幸せな終わり方だった。カバー下も楽しかったけど、数年後の話とかも見てみたかったな。2016/10/17