内容説明
帝国正統政府との講和を締結した日本政府は、これを機に、自衛隊・特地方面派遣部隊を総動員し、ゾルザル軍の殲滅作戦に乗り出す。その頃地球では、災厄をもたらす『門』の存亡を巡り、米・中・露など大国の思惑が交錯し始めていた。事態打開の鍵を握るのは、冥王ハーディから『門』を開く能力を授けられた魔法少女レレイのみ。最終決戦が迫るなか、伊丹と美少女達は、果たしてレレイを守り抜けるのか――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそまん
22
帝国正当政府は自衛隊と協力しゾルザル追討の軍を進める。一方で、ゾルザルは・・・。読み進めるにしたがって混沌としてきました。あいかわらずテューレが切なすぎますね。2016/01/16
ナカショー
22
最終巻に向けて、両陣営のバトルが更に泥沼にはまっていった印象を受けました。そんな混戦の中にレレイを攫おうとする第三勢力が現れたりして、最終巻はどうなることやら……次巻も楽しみです。2015/11/29
こも 零細企業営業
20
皇太子派はハメられてるようでなかなかしぶとい。皇女は伊丹の元嫁と意気投合しており日本でBLに夢中だったが、幼い伯爵夫人に連れ戻されて戦場に赴く。その時、伊丹は異世界に気軽に入ったせいで軟禁中ww 2020年9月に再読。2018/12/12
ぺぱごじら
17
例えそれが門の向こうの異世界での『帝国』内戦であったとしても、我らが『ニホン国』がどちらかに肩入れして積極的に自衛隊を参戦させるかなぁというのが疑問点だけど(笑)、まぁそうでないと話が進まないしさ。ただ内戦の始まりを『それが何であれ最初は良かれと思って始まる』とし、自衛隊の参戦を『自衛隊に正義あり』とは描かないスタンスはバランス良いけど、もっとはっちゃけてもいいのにとワガママ言ってみたり(笑)。2015-1262015/08/15
眼鏡のおっさん
14
おや? 古村崎のようすが……。外交でもそうだけどもう、日本の風土病みたいなものなんだろうね。お隣の国の火病みたいなもんなんだろう、たぶん。相変わらずパないシェリーさん。そしてロゥリィが攻勢に出る。理由なんかないんだよ、ハーレムには……。そして全面戦争な訳だが、きっと大局的に見ると無双のはずなのに、描写のせいで無双に見えないのが惜しい。ここまできたらきっちり蹂躙して欲しかったところ。戦局どうなる!?ってところで引きなわけだが、何故に作者はあとがきで健軍推しなのか。5巻だ、5巻を寄越せ!2015/07/21