内容説明
〈アバドン〉討伐でギルドの財政に光が見えた――と思ったのも束の間、相変わらずの浪費体制が災いし、再び赤字に転落した〈白き盾〉。そんな中、マリールイズは「武器スポンサー」を獲得すると言い始め……！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
26
ギルド運営ファンタジーの2冊目。初めて黒字でクエストを終えたものの度重なる消費で未だ経営崖っ淵状態の<白き盾>が、工房長・ヴァネッサ依頼のクエストに挑む話。前回同様基本ドタバタ騒ぎをしながらも、最後は仲間たちの力を最大限に生かして無事クエストを終える辺りは流石。アメリアに因縁深い人物の登場や、使いどころのない武器しか作れない工房長・ヴァネッサの想い等々色々と見どころもあったりして中々楽しめました。普段はおふざけが多くても、いざという時に決めてくれる<白き盾>の一同はカッコよかったです。次巻も期待してます。2016/03/25
よっち
19
レイが奔走するも度重なる浪費で経営が苦しくなっていた〈白き盾〉が思いつきでスポンサーを募集し、応募してきた工房長・ヴァネッサから欠陥品の武器を提供されてしまう第二弾。本末転倒な欠陥品である試供品に大きな不満を感じるランサーたち。今回は砲兵のアメリアが古巣大手ギルドの面々や因縁の相手と再会、その妨害もある中でプライドを賭けて勝負に挑む展開でしたが、想いに応えるべく仲間と力を合わせてその劣勢を挽回し、試供品の特性を活かして勝ち取ってみせた逆転劇はお見事。ギルドを支えてくれる仲間も増えそうで次巻も楽しみですね。2016/03/24
真白優樹
6
武器のスポンサーを探す中、新たな出会いと因縁の再会が起きる今巻。―――やっぱり金欠、やっぱりポンコツ。マリーは確かに気質はいいと思うんだが実際にやるとあまり経営者として向いてないだろうこれ。てか工房の女の子も整備士としては及第点だろうけど開発者としては落第点なんだろう。ランサー側としては絶対信用できない人物なんだろう。そんな訳で今回はドタバタしながらも大物食いを成し遂げレイがマリーとぶつかり合いながら奔走し何とか頑張っている。・・・さて、次回はどうなるのか。ギルドは大丈夫なのか。 次巻も楽しみである。2016/03/27
中山バスター
3
夢と希望と赤字が織り成す本格派ギルド経営ファンタジー第2弾。今回はスポンサー獲得に向け動き出す◆ヴァネッサがこのラノベのNo1にランクインしました！個人的にはそこがメインなんですが、今回はアメリア回。でも、構成は１巻と同じで、前半はパーティの勝手だけがクローズアップ、後半に纏まっていく感じですね。前半の部分が物語を邪魔しないくらいのコメディが強くなってくとメリハリがついて面白くなる気がします。このままでも十分ですけどね！この後も期待！2016/09/04
佐々秋俊
2
前巻同様エッチじゃなかったし面白くなかった。前巻の表紙の娘はほぼ出てこなかったし何がやりたいかイマイチわかんなかった。オタクは返金してほしい2016/04/17
