MF文庫J<br> ギルド〈白き盾〉の夜明譚

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MF文庫J
ギルド〈白き盾〉の夜明譚

  • 著者名:方波見咲【著者】/白井秀実【イラスト】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2015/12発売)
  • いよいよ秋の気配!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~9/8)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040679600

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内容説明

魔獣犇めき傭兵が活躍する最後のフロンティア、新大陸。傭兵に憧れて新大陸を訪れた少年レイは、到着早々、伝説のギルド〈白き盾〉と契約する。ところが、〈白き盾〉は破産寸前の弱小ギルドに落ちぶれていた――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

32
伝説の傭兵カールに憧れる少年が、夢を諦めずに渡った新大陸で運命的な出会いを果たし、カールの作ったギルド「白き盾」に運営職として加入するところから始まる物語。まぁまぁ良かったです。主人公が一芸特化のギルドメンバーと共にギルド運営を頑張る姿は好感が持てたし、物語の展開も分かりやすかったので思ってたよりも楽しめました。ただ全体的にベタというか、面白みに欠けていたのは残念。あとマリールイズのお人好しが行き過ぎていたのもマイナスでしょうか。まぁそこを除けば、この先も楽しめそうな作品ではあるので次巻も買います。2015/11/23

よっち

27
能力不足で騎士の士官学校を放校され、諦めきれずに新大陸に渡った少年レイが、英雄カールの子孫マリールイズと出会い、なぜか運営職としてギルド<白き盾>と仮契約する物語。お人好しで無理筋案件も採算度外視で引き受けるギルドマスターに、攻撃力はあってもコストが掛かり過ぎるメンバーたち。商業化したギルドたちの中で理想を掲げ零細弱小に甘んじる構図で、兵站だけは得意なレイがギルドを立て直すべく奮闘しますが、そんな最後の決め手はマリールイーズの人望や秘めた力なのがポイントでしたね。ここから期待の物語、続巻に期待しています。2015/11/22

真白優樹

16
最後の新大陸で傭兵を目指す少年と訳ありな少女が出会い始まる物語。・・・仲間と共に戦うというのは数あれどこういう形での戦いは珍しいのではないだろうか。戦力としては高いも色んな意味で燃費が悪い仲間達を采配し理想を追う未熟な少女に振り回されながらも頑張る・・・うん、駄目な上役を支えるのであればこういう補給の鬼がいた方がいいんじゃないだろうか。適切に使いこなしさえすれば一騎当千のメンバーばかり、つまり秘めた力はかなりのものという事でありギルド再建の行方は主人公の双肩にかかっているのである。 次巻も楽しみである。2015/11/24

晦夢

11
傭兵に憧れる主人公がギルドに入り何だかんだで運営職としてギルドを経営していく話。序盤はイライラさせられる部分も多かったが、主人公が本領を発揮しだしてからはその分気持ちよかった。2015/11/28

サキイカスルメ

10
バトルではなく運営TUEEE!という感じなのかな。ランサーに憧れ田舎から出てきたレイが、ギルド白き盾のマリールイズに頼まれ期間限定のギルド運営をするお話。自由すぎる仲間達に振り回されまくったり、他ギルドからバカにされたりとファンタジーなのに仕事辛い展開が連続しますが、中盤キレたレイが輜重車の悪魔(笑)を炸裂させて言い返す姿にスッキリしました。裏方仕事舐めたらダメだよね、うんうん。最後まで主人公レイはバトルで活躍しないので、好みが出るかな。私は楽しめました。マリールイズのお人好しもヒロインならありでしたね。2015/11/28

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