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内容説明
女嫌いで喧嘩好きだったニュートン、女癖が悪かったアインシュタイン、現代数学をつくった不遇の天才ガロアは恋愛沙汰で決闘死、蘇る愛とロマンに生きたシュレーディンガー……歴史に残る偉大な科学者たちの人生は、強烈すぎて面白すぎる! 偉大すぎてダメすぎる巨人たちの激烈な人生を、その人間くさい素顔とともに、人気サイエンスライターコミカルに紹介。こんな偉人伝、読んだことがない!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルル
17
やっぱり完璧な人は近寄りがたい。でも完璧な人なんていないのさ、天才科学者だって欠点はある。うーん、でもやっぱり天才だから身近には感じない(笑) 家庭的な人が好きです(。・・。)ポッ って、浮気性でなくともかまって貰えない予感。妻と妾の同居って本人も気を使いそうだけれど…。2016/05/13
大先生
12
女性目線で天才科学者たちを紹介した本です。研究の中身にはほとんど言及していないのでド文系でも楽しく読めます。この本読むまで知りませんでしたが、天才科学者って男前が多いんですね!ノーベルもガロアもアインシュタインもオッペンハイマーも…。天は二物も三物も与えるのか!くそ〜(笑)因みに、著者は断トツでファインマン押しのようですが、私は(顔の濃い)南方熊楠押しです。ところで、全体的に文章がやや平板というか、淡々としているように感じられますが、著者は理系なので、理系の文章の特徴といえるかもしれません。2021/05/12
たくのみ
12
マイナス要素があるから個性が光る。「ダメな要素」こそ、その人の魅力。 理科系の偉人たちを分析するイケメン天才科学者カタログ。家に火をつけようてしていたニュートン。大学でのサボりから博物学に興味を持ったダーウイン。間男、決闘での死まで不幸続きのガロア。下半身に翻弄されたアインシュタイン。アメリカの光源氏シュレーディンガー。嫉妬に狂うデーヴィーと、幸運に恵まれた貧しきファラデー。「家庭的OR浮気性」「坊ちゃんOR叩き上げ系」でチャート化しで親しみやすさも倍増でした。2016/05/14
スプリント
7
著者が女性のせいか、科学者たちの私生活面(女性関係)にスポットをあてすぎな感じがしますが、意外なエピソードが沢山掲載されていておもしろかったです。2016/06/25
ワンモアニードユー
4
本当に奇妙で愉快な人格のオンパレードです。実際に周りにいたらとても不愉快でしょうが。生粋の文系ですが、それでも聞いたことがあるくらいの有名科学者がラインナップされているのでとても読みやすい。昔の漫画の「栄光なき天才たち」がなければ、ガロアやアーベルは知らなかったですが。物理学や数学の専門書は無理ですが、もう少しこれらの科学者に触れた本を読んでみたくはなります。2016/09/06