終電ちゃん(1)

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終電ちゃん(1)

  • 著者名:藤本正二【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2016/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063885804

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内容説明

がんばってる人々を、今日も熱心に送り届ける「終電ちゃん」。「お前たち、明日はもっと早い電車で帰るって約束しな!」。終電には、日々を生きる乗客のドラマがある。中央線の高尾行きの終電は、午前1時37分に終点・高尾に到着する。これは全国の鉄道で最も遅い。疲れてて眠いのに、彼女に会えて、なんだかうれしい――。不思議な高揚感と一体感のある、終電物語開幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日奈月 侑子

19
今の所自分はお世話になった事はないですが、終電というと乗ってる人の大半は疲れてるイメージだったので、冒頭のテンションに吃驚しました。この話に出てくる『終電ちゃん』はどの子も良い子ばかりで、読んでて凄くほっこり出来る作品だと思います。中央線ちゃんの粋な感じも、山手線ちゃんのちょっと高飛車な感じも、小田急ちゃんののんびりした感じも絶妙で好きです。 個人的にお気に入りなのは、クリスマスの話と終電ちゃんと御人好しの話。クリスマスの話は、終電ちゃんの胸中を思うとほろりとしてしまいました。憎まれ役を望んでるのが切ない2016/08/02

bluemint

17
終電車を擬人化しただけで、言葉遣いは悪いのになんで気持ちがいい涙がでるんだろう。山手線の終電ちゃん、小田急線の終電ちゃんまで出てきて、それぞれキャラクターが違い楽しめる。「今乗っているのと同じ電車で、いつもと違う場所にだって行けるんです・・」2019/01/25

トラシショウ。

16
積読消化。最も終点到着が遅い時間の中央線、接続の為に待ち時間の長い山手線、終点の中には温泉街の箱根が在る小田急線など、都心部に乗り入れしている私鉄沿線の様々な「終電」を擬人化し、その視点から終電に乗り合わせた多種多様な人々の悲喜こもごものドラマを描く、まぁコメディテイストの強い人間ドラマ、かな。時に酔っ払いのケツを叩き乗せてやり、憎まれ口も口にするが客の覚えもよく、どこか田舎のおっかさんの様な不思議な魅力の中央線の終電を主軸とする独自性は充分だけど、かなり明確な難点も在る作品(以下コメ欄に余談)。2016/05/09

Fuji-san

14
点3/5。明るいコメディマンガかと思っていたら、人情派ドラマ系のマンガだった。まぁこれは試し読みもしないで買った、こちらの勝手な勘違いなのですが。終電ちゃんの設定は、作者はなんでこんなことを思いついたんだというくらいユニークで面白い。デフォルメされた終電ちゃんたちと等身大の人間との対比も非常に味があり、また路線によって終電ちゃんの性格が異なるのも良い。私は残念ながら嗜好と異なるので続巻購読はしない(と思う)が、嗜好が合う人にはお勧めしたい作品。興味があったら是非試し読みして欲しいと思う。2020/02/02

カラシニコフ

11
まさかの終電擬人化。そして、驚くほど好きな部類。続きも読みたいわ。 ★★★★☆2019/06/22

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