終電ちゃん（９）

著者名：藤本正二【著】

講談社（2020/11発売）

• ISBN：9784065201688

内容説明

2020年３月。山手線新駅の高輪ゲートウェイが開業。
取材に来た寺岡は、新駅の土地に因縁のある男に出会う。

４月に誕生日を迎えた中央線の終電ちゃんは、相変わらず大忙し。
メディアの取材を断り続けているのも、ある理由があるようで。

物語は、終点へ――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[みなみ]

最終巻。こういう１話完結モノはどこで終わってもいいけどどこまでも続けていけるもの。でも例えば、終電カップルは同棲から結婚してこんどは子どもが出来た。こうなるといつまでも夫が終電に乗っているのもどうか？となる。物語の流れで登場人物たちは年を取り、変わっていく。変わらないのはそれを見守る終電ちゃんたち。いい話として終わってよかった。

2021/03/22

[ahura_mt]

終点です。中央線の終電ちゃんと山手線の終電ちゃんのそれぞれのプロフェッショナルの姿勢をもっと見ていたかった…

2020/12/10