内容説明
子供たちが三日月沼で新たに目にしたメッセージは、24年前の『悪ガキ三人組』ができなかった最後の冒険の始まりを伝えるもの。そして、その冒険によって子供たちが知ったのは、銀河系の7割がすでに消えてしまっているという、衝撃の事実だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみこ
3
夏休みに読んで欲しいジュブナイル小説。読み終わったら、本読んでないで外に冒険に行かなきゃって思わせてくれそう。夜空を見上げて綺麗な星空が見たくなりました。2010/08/18
さとちゃん
2
どう終わらせるのかとワクワクしながら読み進められました。岩本氏の持ち味である、未来に希望を持たせる終わらせ方でしたね。2013/12/15
alleine05
2
上巻を読み終わった時点であまり引き込まれていなかったのだけど、間を置いたらそのままずっと積んでしまいそうだったので一気に読み終えてしまった。この内容って枝葉を取り払って主要な部分だけを見ると『星虫』にそっくりですな。この作者にとっての物語の原型とは、やはり原点の『星虫』に詰まっているということなのかね。2010/09/02
unico99
2
上巻から間が開いたけど読了。ゆっくりな上巻と違い、なんだか走り抜けた感じ。面白かったですよ。『正しいジュブナイルSF』。だからこそもっと子どもが読みやすい。レーベル、値段で出して欲しいな。続きがありそうなんですけど、なるべく早く出して欲しいなぁ。待つけど。2009/10/03
太陽
2
上巻に引き続き面白かった!途中でやめられず、ついつい上下巻を徹夜で読破。物語もさることながら、背が高くて運動神経抜群なのにぼけーとしている女の子に始まり、フットサル選抜のエースで学校のヒーローな先輩に、「殿下」とあだ名される美少年の同級生、アレルギー体質で防護服を着ているのだけど実は…な後輩の女の子と、キャラクターもよくツボを押さえてます!個人的には上巻で分かりやすいツンデレっぷりをみせてくれた「殿下」こと翔太郎くんが好きです。是非とも続編を!2009/08/24