隠密包丁～本日も憂いなし～ 3

著者名：花形怜【作】/本庄敬【画】

日本文芸社（2016/03発売）

• ISBN：9784537134094

内容説明

町で評判の凄腕料理人の正体は南町奉行・遠山景元に仕える隠密だった――
隠密料理人・宮村惣右衛門が江戸を舞台に大活躍。
道場破りを繰り返す若き剣豪との歴史的邂逅…江戸一番の高級料亭との料理勝負…はたまた惣右衛門の正体を探ろうとするすずの追跡劇…など、様々なトラブルを惣右衛門が料理を武器に美味しく解決。
「バリスタ」の花形怜と「蒼太の包丁」「ハルの肴」の本庄敬が紡ぐ、粋で鯔背な歴史グルメ活劇、胃袋を刺激する美味満載の第３巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

おやおや、読んだのは二人だけ？。では気張ってこの本を皆さんにアピールしなくちゃ。江戸末期、侍が包丁を持つのは江戸城のお侍さんだけではないようだ。そして農民が侍になるべくヤットーの練習・・となれば、近藤勇の若かりし頃が登場してもおかしくは無いが、この本の前に読んでいたのが新撰組の話であったから嬉しい驚き。今日の我が家は、靴屋さんや屋根の修繕の件で客多し。後の多額出費の元となる。依って「本日も憂いなしとは言えぬ」

2016/09/01