内容説明
哺乳類から魚類まで、さまざまな環境で暮らす生物の全身骨格を紹介。暮らしと形を支える骨のデザイン面から、骨の持つ“魅力”に迫ります。骨の進化や拾った骨の鑑定法、文化史や考古学の話題、骨の標本作りの方法も収録。ふだんは隠れて見えない骨を、見て楽しみ、拾って組み立てることができる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
凛
13
様々な脊椎動物の骨格、機能やデザインについて。ホネ関連でおなじみの人達が執筆しまくりでテンション上がる!各種骨格を比較しやすいレイアウトで骨の進化の違いが良く分かる。相変わらず亀は謎な存在だ…。やっぱり鳥が一番好き。並べて見ると、曲線が美しく一番バランスが良く見えるからかな〜と気付かされる。2014/06/29
朔麻
1
今月初読了。読了まで長かった…。フクロウの返却とともに借りたので、何か月かかったことやら。骨の写真がたくさんあるのを期待して借りた。本文が長くて読むのが大変。そして電車で読むのに少々抵抗があり、さらに時間がかかった。にょろりの作者のインタビューが載っていた!!2015/10/03
ヒコ。
1
通常鳥の上腕骨には気嚢が貫入するが、体の比重を高くしたい泳ぐ鳥にはそれがない。そうだったのか。週末を自然史博物館で骨格標本を観察して過ごす骨好きにはたまらない一冊、机をバンバンたたきながらお勧めしたい。ちと残念なのは、歯に関する記述が少ない。歯編を出して欲しいです(マンモスの歯は現生ゾウに似るが、マストドンは似ない)2014/06/24