アドボカシー・マーケティング ― 顧客主導の時代に信頼される企業

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アドボカシー・マーケティング ― 顧客主導の時代に信頼される企業

  • ISBN:9784901234955

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内容説明

「良い関係」だけでは足りない。顧客を徹底的に「支援(advocate)」せよ!

企業と顧客の力関係は、インターネットの登場によって完全に逆転した――それが今日のビジネス環境変化の本質だ。誇大広告、キャンペーン、ポイント・プログラム、・・・こうした従来のマーケティングは、もはや破綻している。それどころか、逆効果を生みさえしている。

現代の消費者は気まぐれだ。一度は目を向けても、他に良いものがあればすぐに去っていく。押し付けがましいプロモーションには嫌悪や反感を抱く。企業の評判も悪評も即座に広めて、企業の命運に強い影響を与える。

そこで提唱され始めた新たなコンセプトが「アドボカシー(支援)」である。たとえ一時的には自社の利益に反することでも、顧客にとっての最善を徹底的に追求することで、長期的な信頼を得ようとする考え方だ。一見、常識に反するような試みを、事実、幾つもの企業が導入し始めた。まさにマーケティング のパラダイムが大きく変化しつつあるのだ。

「信頼」を基礎とする「アドボカシー・マーケティング」。そのコンセプトは、日本の企業文化に取り入れ、競争優位の構築につなげていけるものに違いない。マーケティング関係者や経営者はもちろん、企業活動に関わるすべての人にとって必読の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satoru Moriaki

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ネットの発達を中心に、顧客が自身の判断で行動する時代がやってきたから、顧客に信頼されることを主眼にした事業活動を進めれば自ずと収益は上がる、みたいな話が事例等を交えて丁寧に紹介されている。事例等「少し古い」印象は否めないが(日本での初版は2006年)、この本で紹介されている情報と自社や顧客企業で自身が得た実感との間に横たわる差異のなんと大きいことか。情報と実感の時間差を意識して行動したい。ってか最近、読後に職場や仕事を振り返ることが多い。知らず知らずにそうした本を手にとっているみたい。2012/06/13

あたおろち

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顧客支援が、顧客ロイヤルティ向上、LTV最大化に寄与する2023/03/04

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