内容説明
最凶の敵・ガルトに完全敗北を喫したスラヴァ一行。より一層の鍛錬のため、賞金首たちとの命をかけた実戦経験を積むことに。そんな彼らに舞い込んできたのは、未知の武器――銃を密売する組織壊滅の依頼だった……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
10
ガルトとの戦いに敗れたスラヴァ達は己を鍛えなおすために賞金首ハンターとなり実戦経験を積んでいこうとする話。シェリルの成長、居合いの達人との死闘によりヒントを得たスラヴァ等溜めな巻といった印象。話の最後に切り札となりえるかもしれない情報を手に入れたスラヴァ達は獣人の国へと目指すことに。果たしてそこでは何が待ち受けているのやら。2016/02/23
真白優樹
6
更なる成長をするべく賞金首との戦いを繰り広げる中、変化が訪れる今巻。―――訪れるのはかつての時代の終焉の幕引き役。今回は剣やら銃を使う敵をボコボコにしたりしつつかつての同門の仲間との対決を繰り広げる内容となっている。・・・やっぱり拳と拳のど突き合いが一番強いのである、この世界は。そしてアルマに若干ヤバい疑惑が持ち上がったりシェリルに心の成長があったりと今後はスラヴァを巡る戦いも加熱しそうである。そして幕引き役を務めた後に待っていたのは新たなる強さへの鍵。次の国ではどうなるのか。 次巻も楽しみである。2016/02/21
Ency [L-N]
4
「実戦」経験の必要性を感じたスラヴァたちは次なる街ルフォで「ギルド」を訪ね、盗賊団などの犯罪者討伐任務をこなしていく、7巻でした。基本スラヴァの一人称視点で話が進む割に、肝心の場面に来ないと前世の事を明かさないので、「またこのパターンか」みたいな唐突な印象を感じてなー。アルマさんも現在までにどう過ごしてキタかやっぱり語らないしなー。なんかそういう布石的なモノは大事だと思うんだよね。そういう細かい所が目に付くようになってきてな…。「雨降ったら修行出来ない」って、ギルドの訓練場借りればいいのでは? みたいな。2016/03/09
尚侍
4
とっても面白かった。今回は話の流れとしては踊り場的な展開でしたが、前回のあの内容を受けてのことだったので構成的にも優れていたし、格上ばかりでなく格下の敵も相手にすることで久しぶりに俺tueeee的な場面もあったので、物語の動きとしては小さかったものの内容は充実していたように思います。最後に大きな伏線が張られたことでさらに物語の方向性が定まり、今後の展開がますます楽しみになってきました。あえて言うとすればもう少し脇のキャラにも活躍の場面があってほしいところなので、次回以降はそうした部分にも期待したいですね。2016/02/24
ろびん
3
リベンジへの第一歩。2020/05/21
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