内容説明
ハチやケムシなどの皮膚炎をおこす虫とその臨床像を,美しい写真で示した『臨床図鑑』.この1冊で虫と皮膚炎のすべてがわかる.美しい虫の写真と環境写真,著者自身が実験台となった臨床像も多数掲載.最近話題のトコジラミ,マダニやセアカゴケグモも収録.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラルル
23
うは~これは!見ているだけで身体が痒くなってくる(笑) 自らの体で実験・観察する姿には頭が下がります。でもすぐ身近にこうした虫たちがいる環境では、とても大事な知識です。カラーで大きな図鑑のような本です。あとがきまで読んで欲しい2019/05/29
たまきら
22
娘と再読。開拓地にあまりに多様な毛虫がいるため、すべてを怖がるようになってはいけないと思ったのだが、改めてフルカラーで紹介される様々な症状にうへえ、と。危ない危ないといわれるイラガには娘が「こんなもんなの?」チャドクガが一番怖かったそうなので、出没する場所を説明。ケムシを手に乗せている写真にぎゃあぎゃあ言い、大嫌いなマイマイガが一回も登場しなかったので落胆。三年生の精神構造って不思議。2020/06/19
たまきら
12
はしたなくも図書館ですげ~!と大声で叫んでしまいました。フルカラー、虫(ダニ・クモ含)画像&皮膚の様子ともにグロイですが、とにかくくわしい!単にこの虫に刺されたらこうしなきゃ…という注意に向いているだけでなく、どの虫に毒がないか、そして似たような症状だが虫ではない…という写真もあってとにかく学べます。購入検討中。虫仲間にも一読することをお勧めしたい!…でも、すっごく気持ち悪い本ではあります。2015/08/19
遠い日
9
以前NHKのテレビ番組で拝見し、この著書を著していると知って、長らく待って借りました。こんなに虫による皮膚疾患があるとは、想像を絶します。夏秋ドクター自身の被検による検証も、熱心にひとつことを追求する姿勢に頭が下がります。皮膚の病気を治すために、虫たちのことをきちんと知ること、昆虫少年だった頃の情熱をそのままお持ちのドクター、すばらしいです。2019/08/21
活字の旅遊人
8
こんな図鑑もあるのよ。
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- 尿もれ、頻尿を自力で治す。