電撃文庫<br> 悪魔のミカタ(7) 番外編・ストレイキャット リターン

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電撃文庫
悪魔のミカタ(7) 番外編・ストレイキャット リターン

  • ISBN:9784840222693

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内容説明

初めて友だちが出来、小鳥遊恕宇は周囲に対して優しくなった。だが、まだ恕宇はその友だち―冬月日奈に対する報復をあきらめたわけではない。だから日奈を前にこんなことを考えている―冬月日奈、お前は気づいていないだろうが、こうしている一分一秒の間にも、お前は私に観察され、弱点をさらけ出し、破滅への道を歩んでいるのだ。そうとも、あたしはそのために、あえてお前(ら)と友だちのふりをしているのだ…。ふっふっふ、と恕宇は冬月のお泊まり(!)を想像し、邪悪な(…と、自分では思っている)笑みを浮かべる―。果たして日奈の運命は…!?『ストレイキャット』完結編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴィオラ

7
⑥と⑦で番外編、コウやアトリ、知恵の実は出てこないので、完全に本編は一休みって感じです。恕宇と日奈が幼かった頃のおはなし。日常の謎の連作推理短編集といった趣きで、これはこれで好物なので良き良き。日奈が探偵だとすると、恕宇はバディとしてはとても面白い立ち位置。探偵に対抗意識もありつつ近くにいるというポジションは、なかなか面白い。それにしても、作者さん、本当にミステリー書きたいんだなぁ…とか思ったりw2020/04/19

sakadonohito

5
世の中は 気付いてみると 面白い。だそうです。特殊な力を持ち、自分を特別な人間と位置付けて他人を見下して距離を置いていた子供時代の小鳥遊が普通の人達と共に歩めるようになるまでのお話でした。2021/07/29

VAVA

4
ゆやゆよん!2014/08/10

HK

3
再読。大傑作との評価変わらず。ハイレベルな日常ミステリから神話スケールのローファンタジーまで幅のあるストーリー。身体的・戦闘力的な強さだけではない「心の強さ」にフォーカスするテーマ性。子どものナルシズムを脱する青春小説としての結構。突拍子のない魅力あふれるキャラクターと全編に散りばめられたギャグセンス。番外編の枠を超えて完璧な一作。2017/04/13

ろびん

2
日奈ちゃん、個人的には苦手なタイプだなあ。2018/03/30

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