内容説明
“悪魔のミカタ”として悪魔の味方をすることになった堂島コウ。「悪魔見習い」から「見習い悪魔」に昇格したアトリらとともに最初に扱うのは“マリア・ドール”消失事件で、これは郵送中の大理石の像がトラックの中から突然消失するというきわめて不可解な事件である。契約完了魔力の発生から、インヴィジブルエアという名の“知恵の実”が関係していることはわかったのだが……。 インヴィジブルエアの、物体を透明に換える能力が大活躍! 第8回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞シリーズ第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガットウ
11
★★★3.9点。ラノベなんだから、ラノベ的モノを非難するのはおかしいか。2024/09/15
nob
10
「悪魔のミカタ」となった主人公コウに訪れる最初の事件《インヴィジブルエア》。使った物体の姿を消してしまうという効能を持つ知恵の実を相手に勃発するバトルは中々に読みごたえがあります。ただ物を見えなくするという効果なのですが、その応用する発想が面白いですね。特に最後のトリックには感服。なるほど《知恵》の実と呼ぶだけありますね。黒幕『夕日を連れた男』とは何者なのか。コウは願いを達成できるのか。シリーズ続刊が気になりました。2018/07/22
そらりす
7
1巻では主人公の闇の深さがすさまじかったのだが2巻はだいぶ丸くなってしまっててちょっと残念2019/10/02
nob
5
BookWalker読み放題。知恵の実を使った2つ目の事件。今回の相手は≪インヴィジブルエア≫。対象物を見えなくするアイテムで犯人が消した物は舞原家が8千万円で買ってきて運搬中だった芸術品と芸術家の娘。この巻のトリックは印象に残るし、何度読んでも面白い。2020/10/15
sakadonohito
4
第2巻で前作の4ヶ月後という設定。今回はイメージした対象を不可視化してしまう道具。当時のハイコンテキストなネタなのか文章が雑なのかよく分からない表現がたまにあってちょっと読むのに引っかかった。表紙の舞原姉妹双子の姉が猫化してたりヤベー行動取ってるけどそれについて一切説明がなくて困惑。2021/06/25