内容説明
二学期が始まった九月。夏休みのチア勝負の余韻が残る中、セレナに一つの依頼が入る。夏祭りでの彼女の演奏が、今をときめく超一流アイドル・星庭天音の目に留まり、彼女のステージメンバーに選ばれたらしい。OKしたセレナと俺だが、アイドルらしく自由奔放な性格の天音に、俺は振り回されてしまう。さらに、俺はとあることに気づく。天音がふとしたときに見せた、身体を纏う光。それは、セレナの魅了の力と同じもので――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
16
夏祭りでセレナの演奏が現役アイドルの星庭天音の目に止まり、彼女のステージメンバーに選ばれる最終巻。正直智希と誰かがくっつくところまで読んでみたかったのですが、これはこれで綺麗な終わり方だったので満足です。次回作も楽しみです。2016/02/19
いーたん
11
最終巻。で、結局、誰がメインヒロインだったの?と思わせる最終巻。悪くはなかったけど、ここが最終巻とはもったいない。もうあと1〜2巻は続けて、セレナの布教を描いても良かったと思います。2016/02/20
nawade
7
★★★☆☆ シリーズ完結。セレナが星庭天音のステージメンバーにスカウトされる話だが、天音の葛藤を中心に描いた巻となっている。最終巻だというのに脇に追いやられ、布教もあまり進まずセレナ涙目?周囲を振り回すタイプの天音だが、彼女の言動には理由があり、また、振り回されても仕方ないと思えるだけの魅力のあるキャラとして描けていたと思います。ただ、締めの巻としては物足りなさがありますね。2016/02/03
真白優樹
6
現役アイドルのステージメンバーにスカウトされる最終巻。・・・ふむ、ここで終わりか。ちょっともやもやというか心残りというか。せめて三角関係がどうなるかくらいまでは見たかったが。今回はゲストキャラとなった現役アイドルの云々、葛藤について焦点が当てられており自由奔放、振り回してくる系面倒くさい少女の隠された一面について、となっている。・・・確かにアイドルって色々秘めているものがありそうである気はするな。笑顔の裏に何かを隠す、それはまるで道化のように。そして日常は続いていく、この先も。 総合的には中々面白かった。2016/02/03
Makos
1
完結。女神さまとの日常はなんだかんだ続くようです。2016/03/09
-
- 電子書籍
- 中央公論2024年10月号 中央公論
-
- 電子書籍
- 入門 キャリアカウンセリングとメンタル…