内容説明
米海軍は戦闘状態への突入を恐れてはいない!
完全に追い詰められた中国の命運は?
石油危機、冷戦の終焉を的確に予見した国際エコノミストと、気鋭の軍事アナリストが大激論!
メディアでは伝えられない南シナ海問題の正しい読み方
◎南シナ海問題はアジアの冷戦の最終局面
◎米海軍は戦闘状態への突入を恐れてはいない
◎中国が開発中の極超音速ミサイルは脅威となるか
◎弱者である中国軍が仕掛ける「非対称戦」とは?
◎戦争回避の世論形成に必死な習近平
◎米中軍事衝突で日本はどう対処すべきか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lila Eule
9
新聞メディアの報道はなんなのかと思うばかり。珊瑚の残骸で埋め立てた滑走路など米軍には脅威でなく、米軍の自由航行の確保が米国への核攻撃原潜侵入阻止のための至上命題と。示威行動により共産党の面子が国内向けに保てればよいのが本音で、戦争したら石油も断たれ負けるとわかっていて、対抗できそうなサイバー攻撃と衛星破壊に賭けてるそうだ。国務省はその時に備えて米人を送るな、留学生上がりを採用しろと企業に人事介入してて、GMの現地の米人は一桁と。トヨタは数千人の邦人と。毎朝、北京は大丈夫かと確認するそうだ。2016/02/14
ヴァン
3
米国と中国が衝突することがあるだろうか、というのは素人の疑問だが、この本によれば中国は米国と紛争になった場合は負けるのを覚悟しているという。そして負ければ国民の突き上げがあり、中国共産党は崩壊するという。現代の政治と軍事に関する興味深い考察。2017/02/13
matypoyo
1
中国関連のニュースをよく見ていく必要があるのかな?と思わされた本。 著者らが書いてあるよりも、中国はもっと強大な感覚でいますが、それが過大評価なのかどうなのか?一度きちんと考えてみないといけないのかもしれません。 ただ、いまや世界最大級の経済大国中国。ここが転ぶと大変な事態が経済を中心に引き起こされるので、注視が必要なんでしょう。うーん、難しいなぁ。。。2017/02/18